身体の痛みを軽減するデバイス、AI搭載で適切なレベルに自動調整
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注目のコメント
まとめると、
①患者のアプリ利用によって今までに集めたおよそ7万人分のデータをAIの機械学習を用いて、ユーザーのタイプと痛みのタイプを分析(身長、体重、天候への反応などのデータも分析)
②データ分析をもとに、今度は個々のユーザーに合わせて最も適切だと思われるレベルに刺激を調整するというのがAI利用によって可能になる。
→痛みの軽減をパーソナライズ
という話のようです。
また、アメリカでは痛み緩和のために処方されるアヘンによる中毒が大きな社会問題となっており、これを解決するというのがクウェルのミッションとのこと。
まだ発足間もないですが、さすがMITからスピンアウトしただけはあってデータの取り方からAIの利用までの流れは地に足がついてますね。
また同社は発足当初から糖尿病などの神経障害の検査を行っており、取り組みの一貫性もあると思います。
タイトルを読むだけだと魔法のように思えますが、中身を読んでみると結構地道に積み上げてきた結果、という印象でした。面白いですね。
どこかが痛い時に他のところをつねって痛みをごまかす的な話です。劇的に効くわけではなさそうですが、ある程度痛みは緩和されるようです。
英語ですが、その論文。
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1111/papr.12764