【松田憲幸】ストックオプションを全社員に配る
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注目のコメント
起業家○○のプロフィール
□□社を設立、△△年に○○Mドルで売却。
いくらで売却、というのが冒頭に出てくるのが私にとって大きな謎でした。
シリコンバレーでは、会社の売却をどうしてこんなに誇らしげにいうのだろうか?
経営者はいいかもしれないけど、社員はどうなったんだ?
やはりそこには明確な理由がありました。
どんな社員もストック・オプションか株を持っていたのです。
シリコンバレーでは起業家にならなくても、夢のような多くの報酬を受け取るチャンスがあります。
起業家がどんどん生まれるシリコンバレーといえども、起業家は少数派です。
「ひとりひとりの社員がいかにやる気を持てるか」に
会社の成長がかかっていると私は思います。
もちろん金銭的な報酬は「やる気を持てる」その一部分です。
次回は金銭的でない報酬についてお話したいと思います。アメリカの会社ではストックオプションを付与するのは割と普通で大手企業だとAppleあたりも勤続年数に応じて付与される仕組みだったかと思う。ストックオプション以外にも個々人が伸び続ける株式に個人投資をするのもまた普通でして資産運用してない人はかなり少ないと思われる。(そのため、変動しやすいテック株をみんな持っててなんだかんだでApple株なども好まれてるという理解)
ストックオプションが社員のモチベーションに繋がるというのはその通りで日本の会社は従業員のことを本当の意味では信頼はしていないということでもある。代わりのシステムとして従業員持株会を備える会社もあるが、これまたあまり個々人のモチベーションにはあまり寄与しない株主総会での安定株主工作だったりする。
会社なんてヤフーに売ってしまおうよ!と言われてザッカーバーグは自社の未来を信じてFacebookを頑なに売らなかったわけですが、結局はその後、評価額は死ぬほど上がり上場時まで株を持ち続けた株主は得をしたわけですね。Facebookの本などで読めば分かりますが、ザッカーバーグのケースはかなりのレアケースだと思います。