睡眠不足で経済損失15兆円 問題視される「社会的時差ボケ」とは?
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今週初めに発売されたAERAの記事。ソーシャルジェットラグにならないための睡眠のテクニックをご紹介させていただしました!冒頭の例にある様にビジネスパーソンにとって睡眠問題は会社としての信頼低下にもつながるミスを誘発します。
従業員個人だけの問題ではなく、会社としての問題でもある事をしっかりと認識することが大切です。睡眠問題、、、笑
とりあえず科学的に示されているのは、睡眠時間が短いことが続くと眠気は数日から1週間くらいでそれ以上増えなくなるので、その慢性疲労のような感覚に慣れてしまうと短時間睡眠でもやっていけてしまうということ。
しかし、睡眠不足が続くと、続いた分だけ確実にどんどん注意力が低下するので、業務の遂行力は気づかないうちにどんどん下がります。
ですので、ショートスリーパーでなければ(ほとんどの人が違う)、睡眠負債はたまってしまうことの方が多いです。
それで、睡眠負債を減らそうと寝溜めするのは逆効果で、金曜日は遅くまで飲んで、土日は昼過ぎまで寝る、みたいなことになると時差ボケが完成してしまいます。。。
長時間寝ること自体がどうこうというよりも(実際に悪いのかもしれませんが)、その概日リズムの破綻に問題がありそうです。
おそらく、毎日平日も21時に寝て朝8時に起きるとか、それが許される職場であればそれはそれで大きな問題はないのかもしれません。(寝不足も過眠も寿命を短くするとか言われてましたが、未だに怪しいという報告も多いですので)「〇〇で経済損失〇〇兆円」とはよく聞くが、よくよく考えると経済損失など多くの要因で頻繁に起こっているし、相関関係もあるわけで…。
社会的時差ボケが問題ないとは思わないが、解決優先度が高いかどうかは「他の要因による経済的損失額と比べて高いかどうか」によるはず。
その意味で私たちはそこを公平に判断しているかどうかというと甚だ疑問で、「損失額が計算しやすいもの」「因果関係が分かりやすいもの」「世間が問題視しているもの」を優先的に取り上げているに過ぎないと思う。
まぁ端的に言えば「夜更かしや睡眠不足を解消した場合の経済損失」はここでは比較に出てきていない。
例えば
・夜遅くに(コンビニなどで)買っていたもの
・居酒屋等での飲食代
・寝不足のために買う栄養ドリンクやサプリメント
・リラクゼーション(サービスやグッズ)の需要
・高級寝具の需要
などがある。
「15兆円」という言葉はインパクトがあり、心が動かされてしまうのもわかるが、ニュースや記事には多くのバイアスがかかっており、どんな金額にせよ公平に判断できる自分でいたい。