「重く作って軽く売る」脱・マーケティングのすすめ
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作り手の思い入れを意図的に表現しすぎないということですね。
でも思い入れが本物なら醸し出される雰囲気があるはずで、そのようなわかりきらない魅力に人は「なんだろう」と惹きつけられて、深く知ってめっちゃファンになるという構造なんだと思います。
個人的に思い出すのは渋谷のカフェマメヒコさん。雰囲気がとても素敵なカフェなのですが「なぜマメ?」と思わされます。
実はコーヒーから食事まで豆にこだわっているのですが、メニューには全然そんなことは書いてない。カフェで出しているフリーペーパーでこっそりネタばらしがされていて、何回か通った物好きな人しか読まないと思うんですよね(笑)。
つまりメニューなどにマメ押しです!とはあえて書かないようにしているんですね。その押し付けがましくないところが、お店の素敵な雰囲気に繋がっているのかもしれない。そんなことを思い出しました。「脱・マーケティング」というより「真・マーケティング」という感じですね。時代とともに一般消費者の価値観や判断尺度も変化することが当然なので、時代にあわせたプロモーションにしていきしましょうということ。
受け取りやすい情報として考えるなら、SNSでシェアしたくなるような表現や体験というのがポイントになるのかもしれませんね。たしかにツイッターで"酒造のこだわり"を解説したい人、などはごく少数だと思いますし。笑納得のいく点といかない点がそれぞれ1つずつある。
納得のいく点は、作り手ではなく消費者の目線に立って売り方を考えるという点だ。
これはある意味4C理論の基本的な考え方である。
まぁその意味では、脱・マーケティングでも真・マーケティングでもなんでもないわけだが。
納得のいかない点は、マーケティングに「重さは関係ない」ということだ。
何故ならマーケティングとは消費者のニーズに合わせて売っていくことそのものだから。
それがマーケティングの本質であり、「プロダクトや売り方の重さ」を考えること自体、本質からズレている。
記事内では、戦争の話を伝える際にyoutubeを使うことを「軽く売る事例」としているが、それはyoutubeがターゲットとのC(コミュニケーション)を取るために適したツールであるからに過ぎない。