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株価はピーク時の半分の水準ですし、MSCIが中国株のウエート拡大へ-多額の資金流入もというニュースも出て、面白いとは思います。
強気な広木さんの記事ですね。
確かに、中国の財新製造業PMIも2月は49.9と予想以上に改善しましたね。
なお個人的には、コマツ建機の稼動データも良く見ます。
ちなみに、中国の直近1月分は依然として前年比二桁マイナスですが、12月からはマイナス幅が縮小しています。
とてもいいコメントがあったのでメモしておきます。ビジネスの世界では常識なのですが、多くの人がついつい見落としやすいひと言です。

<「悪い」は現在の状況であり、「良くなっている」は変化の方向である>

ビジネスのトレンドを読む時、(株価に関わらず)重要なのは、現状と変化の違いを分けて見ることです。今がどうで、この後どうなるか、ここを正しく見なければ、その後の行動がまったく変わってしまいます。典型例としては、バブルのピークになって初めて、タクシーの運転手と主婦が騒ぐという「あれ」です。メディアや専門家の見解を読み解く時は、現状の一点を指しているのか、変化を語っているのか、正しく理解しなければなりません。

さて、表題の中国景気:減速が止まったのか否か。僕自身の感覚は、トレンドとしてではなく、月別の「たまたま」ではないかと感じています。多少の(循環的な)戻りはあるものの、グズグズの状況が続くのではないでしょうか。ある意味、「底打ち」なのですが、(そのグズグズ後に)上向く波が生じているように思える指標はまだ見つけていないです。
諸指標から見て、中国景気は昨年10、11月頃に急落し、いまは底打ちした感覚。問題は、この回復を3〜5年単位で持続するのは難しいだろうということ。
来週火曜日には全人代で減税や公共投資などの景気刺激策が打ち出されるだろうが、中国市場や世論はこれを好感しないだろう。かえって債務過剰が深刻化するという見方が強まっているからだ。
市場や世論が期待するのは、この数年改革開放の影が薄くなって国有企業権益ばかりが増長したトレンドが全面転換すること。先週株価が上げたのも、米中貿易交渉を巡って「その望み無きにしも非ず」という期待感が高まったから。李克強の5日報告の中身が景気刺激策だけだと、かえって失望売りが出るだろう。
米国との交渉も見逃せない。貿易一つとっても、必要以上に米国から物を買うのである。無駄な経済活動を行う副作用があるだろう。また人民元の扱いや規制緩和も、中国はゆっくりと開放する政策であったのが、早急に迫られれば、リスクを負う。中国政府の政策対応により、景気がクラッシュすることはないだろうが、V字回復というよりは、L字型になりそうだ。
中国については、経済成長率が鈍化して発表された時点で、これを中国政府からの今後の経済政策の方向性を示すメッセージとして市場が受け止めたのが、足元の相場反転の強力な材料になっている感がありますね。その後出てきた経済指標等はこれを強化するものでしょう。

個人的に目先は強気姿勢でいます。もちろん、そう遠くない時点で変調の兆しが現れる可能性もありますから、注意深く観察する必要があることは言うまでもないことですが。