各紙の検証報道の中でも朝日新聞の同記事は出色の内容だ。寧辺廃棄と制裁大幅緩和については、数週間前のビーガン特別代表と金赫哲(キムヒョクチョル)対米特別代表の実務協議で議論されていた、とする。ただ北朝鮮側は「寧辺の核施設」の具体的定義さえうまくできていなかった模様だ。 おおよその交渉材料を把握しながら、時間切れで米朝首脳会談に入ってしまった、という実態はあるようだ。他方で、準備されていたとされる幻の共同声明の内容に何が書かれていたのか、もう一歩検証材料が欲しいところだ。
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