【真相】なぜマラソンは、日本記録で「1億円」もらえるのか?
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日本の陸上界が低迷した理由の1つに、マスメディアがあります。年始の箱根駅伝に象徴されるように、大学スポーツが興行化されたことで、そこを頂点とする育成システムが構築されてしまいました。
箱根駅伝のスターは毎年、複数名生まれますが、一方でオリンピックに出られる選手は4年にたったの3人だけ。サッカーや野球と比較して、世間に知られる機会は激減します。その結果、実業団に入ってからモチベーションを維持できず、セカンドキャリアに迷う選手が多いのが実態です。
スポーツは「勝つ」ことだけが目的ではありませんが、トップアスリートの世界は結果が全て。なぜ日本は勝てなくなったのか。あるいは、勝てる競技と勝てない競技は何が違うのか。その背後にある、構造的な理由を、じっくりと取材してみたくなりました。「日本の陸上界の位置付けを上げようと思ったら、トップ選手だけでは継続性がなくて、どうしてもボトムの意識変化が必要です」
トップのレベルを上げるためには、全体の底上げが必要です。
これはどの競技でも同じ。
特に、多くの人が見るテレビは、世間の意識を投影するものだから、テレビが変わるというのは世間が変わるということでしょう。
『金メダル遺伝子を探せ』という本や番組が過去にありましたが、遺伝的要素の強いであろうスポーツで、大きな結果を残すためには、こうした「仕掛け」が重要な意味を持つと思いました。
https://diamond.jp/articles/-/1271よく言われる箱根の功罪ですが、私は全く的外れだと思いますね。どちらかというと、私も早坂さんがおっしゃっているように卒業後の陸上界の問題です。
"陸上界全体が、箱根から先のインセンティブを作れていないのが問題なのです。