がん細胞を攻撃する「キラーT細胞」 働きが悪くなる仕組みを解明
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論文はこちら。
NR4A transcription factors limit CAR T cell function in solid tumours
https://www.nature.com/articles/s41586-019-0985-x
natureの同じ号で中国の研究グループも同類の成果を発表しています。
Genome-wide analysis identifies NR4A1 as a key mediator of T cell dysfunction
https://www.nature.com/articles/s41586-019-0979-8
今後トレンドになるかもしれないので注目しようと思います。まだマウスを使った基礎研究の段階ですが、ヒトのキラーT細胞でも同様の仕組みがあれば、キラーT細胞の疲弊を引き起こすたんぱく質を阻害することで、がん治療ができるようになるかもしれない、とのこと。今後の研究に期待したいです。