新規参入が続く生鮮食料品EC。黒字はわずか1%。95%が赤字。
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物流というより、ユーザー獲得のために売上の20%くらい使っているのが赤字の原因ですね。
そして、その部分のコストを友人からの紹介で減らすためにグルーポン形式の割引をやったりしています。
注目のコメント
アリババは大潤発など、出資したすべてのオフライン小売企業で、OMOを推進している。京東は、京東到家というシステムで、ウォルマート、カラフール、イオン、ファミリーマートのOMOを担うほか、京東到家アプリをダウンロードすれば、個人店でも配達をしてもらえる。
一方テンセント系の「毎日優鮮」は、店舗を持たない進化形だ。100都市に1万倉庫を建設し、1億の家庭に1時間で生鮮食品を配達する目標を立てている。その毎日優鮮が「毎日拼拼」という社交電商プラットフォームを発表し話題となっている。
社交電商とは、C2B方式で、各コミュニティで、購入者を募集し、安く共同購入するプラットフォームだ。今、中国小売業界のホットワードは、OMOと社交電商、の2つである。ニューリテール概念の発表から3年もたっていないが、中国の小売業は激変した。しかしまだまだ競争はこれからである。食料品含めて、冷凍・冷蔵品の配送コストは常温に比べどうしても高く。もちろんその分、利益は圧迫される。ただ、強固な参入障壁となる物流を制したプレーヤーが生き残るんだろうと思う。