【秘伝】マッキンゼー、採用基準と評価の仕組みのすべてを明かそう

2019/2/28
特集1回目で発表した「学生に人気で、社員の評価も高い企業ベスト30」でも、堂々4位だったマッキンゼー&カンパニー。
アップ・オア・アウト(昇進かさもなくばクビか)という不文律があるタフな環境にもかかわらず、社員はもとより、クビになった元社員までもが、なぜ、古巣を誇り、最高の職場だったと懐かしむのか。
新卒の採用人数さえ明かさない秘密のベールに隠されているからこそ、覗きたくなるマッキンゼーの採用基準、評価の仕組みなどについて、OBのランサーズ役員・曽根秀晶氏が、語り尽くす。

部下を育成できない人はいらない

──マッキンゼーでは基本、どのような人が評価されるのでしょうか?
曽根 評価システムのベースになっているのは、2つのミッションに対する達成度合いです。