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「量子コンピュータ」を分類してみます.
汎用計算機の上位互換(アクセラレータ)として利用できる「量子ゲート方式」.Google,IBM,理研,東大が開発中.現在の性能は数十量子ビット.
一方,組み合わせ最適化に向いているのが「イジングマシン方式」.組み合わせ最適化問題をイジングモデル(原子のスピンのモデル)で表して高速で解く.分かりやすく言えば,組み合わせ最適化法のアニーリング法(焼きなまし法)を実験で解くというもの.さらに,イジングマシン方式は「レーザネットワーク方式」と「アニーリング方式」に分けられ,「アニーリング方式」をデジタル回路で実現しているのが,昨日,ニュースにあった日立
「“6万量子ビットの量子コンピューター”相当で名刺サイズのアニーリングマシンを日立が開発。」
https://newspicks.com/news/3689994?ref=user_2112738
一方,「アニーリング方式」を超伝導回路で実現しようとしているのがD-WAVEやNEC.
https://eetimes.jp/ee/articles/1901/31/news108.html
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本当に量子超越性が実現すれば、現在のインターネットのセキュリティの前提になっている「(巨大な)合成数の素因数分解は多項式時間で解けない」が覆ってしまう可能性があるので、新たなセキュリティ通信(量子通信など)の方法の確立が必要になりますね。中国がこの前実験していたやつです。

最近は、「デジタルアニーラ」など「量子"的"(quantum inspired)コンピュータ」と呼ばれるようなものも出てきているので、さらにややこしいです。


追記
量子計算でできることとできないことについて、岐響ジュニアのビオラの後輩でもある森前君が物理学会誌上で解説してくれています。「組み合わせ問題を(多世界解釈のように)同時に計算するから爆速」のようなイメージは、確率の合計が1以上になって、非物理的です。

素因数分解についても、かなり制約があることがわかっています。
Strengths and Weaknesses of Quantum Computing
https://arxiv.org/pdf/quant-ph/9701001.pdf

彼によると量子ゲートかそれ以外みたいな分類は無意味のようですね。


量子計算で出来ること・出来ないこと
森前智行 ⟨ 京都大学基礎物理学研究所 )
http://tomoyukimorimae.web.fc2.com/wadai.pdf
難しい… でもこういう記事はその存在を認識しておくだけでも、ゼロよりは自分の視野を広げるから、読むようにしたいですね。研究をやっているとよく思うのですが、先端で物事を発見してから、それが量産ベースの商品になったり一般報道に載るようになるまで、かなりのタイムラグがあるということ。後者の時間軸で「発見」をしようと思うと、たいていのことは既知だったりする。一般感覚を大事にしながら、先端で何が起こっているか、両にらみは意識しないとできないことだなと。
ファインマンさんの金言は常々に心に留めたいところ。
"If you think you understand quantum physics, you don't understand quantum physics"
これで中国を入れてUAEドバイを追い出したジブチに判断は正しかったのだろうか。エリトリアやソマリランドにアラブ資本が増強していくと次のフェーズになる。
量子コンピューター
・分子レベルでの物質の挙動のシミュレーション
・膨大な数のあり得る解の中から最適解を極めて高速に導き出せる
・AIの開発を加速できる可能性がある
気象庁などの世界各国の気象官署は、スーパーコンピュータで数値予報を行なっており、7〜8年毎に更新しています。更新毎に計算性能は10倍になっていますが、20年先を見据えれば今の延長では無理で、量子コンピュータが遡上に登ってくる。その場合、アニーリングマシンでは対応できないとされ、量子ゲート方式が期待されています。

また、インプットとアウトプットも難題になり、量子テレポーテーションに注目が集まります。
難しい……
ガラスのジョー(・・;)