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Quartz効果ここにあり、という感じでしょう。
「たくさん読んでいると、いろんな物事に類似点があることに気づきます。つまり、これとこれは似ているなと思うことで、より簡単に理解できます」
読んでいる本の量と種類が一定数を超えると、気づきと面白さが指数関数的に増えていくことは実感があります。
そして、ビル・ゲイツ氏のような人が学び続けているということ。
興味深いコメントばかりです。
「私は、さまざまなオンライン講義をずっと見ています。それは、単なるウィキペディアみたいなものもありますが、いろんな概念を思い出させてくれますし、素晴らしいことです」
自己認知、アンガーマネジメント、教育をこんな風に捉えるんだという本質的な記事。しかも実体験に基づきわかりやすく語られてます。
事業家や教育者の枠を超えて人間を高い視座でみつめるとこんな風に感じるんだと思いました。個人的には、「教育に残された問題は如何に面白くするか(学習者に興味を持ってもらうか)」という考え方もとても素敵だなあと!
高校生に学ぶことの面白さ、人生に役立つ学びの提供を真剣に考えています。高校生というのが自分の人生を自覚し、キチンと考えられる年頃だということなのでしょう。
社会のため、人のために尽くそうというその暖かい姿勢に感動しました。
Quartz編集長のケビンによるビル・ゲイツインタビュー是非ご覧ください。
『残った問題は、「学習を面白くする」ことなのです。』
『誰もが、先生との関係が重要だと知っていますが、それをいかに平均レベルの先生にまでスケールしていくかも、まだ解決策はありません。』
これは先生や教材だけでなく、両親や友人など社会とのやりとり、学習から「アハ体験」できたかといった自己の成功、色々な要素が関わってくる。
記事にあるようにモチベーションがあれば、MOOC含めて様々な学習コンテンツがネットさえつながれば世界のどこでもみられ、様々な英知にアクセスできる今の時代は天国。だからこそ、その面白くするために教材や様々な環境整備こそが最重要なのだと思う。
引用:
教育でいうと、そもそもモチベーションが極めて高い学習者にとっては、今も昔も何の問題も起きていません。
それが幹となり、樹形図的に新しい知識が枝分かれしていく。
枝だけを見ると何のことか分からなくなるが、木の全体を見れば因果関係が分かる。学びを深めるってきっとそういうことなんだろうと思います。