「デキる男」は正しいリカバリーを知っている！慢性的疲労はこう治せ - ニュース3面鏡
コメント
注目のコメント
慢性疲労をシンプルに語るのはなかなか難しいな、と思います。東京のビジネスマン的には結局仕事のしすぎ、睡眠不足が原因ということも多いでしょうから、それを副腎と結びつけてしまうかは置いておいて、生活習慣の改善ということが全てということになってしまいます。
一方で、仕事を緩めても睡眠時間を確保しても疲れが取れない、という場合には、少し注意が必要だと思います。なぜなら、肝臓、腎臓、血液、心臓、肺などありとあらゆる臓器の病気で慢性疲労という症状をきたしうるからです。たとえば実は隠れた肺の病気で疲労を感じていらっしゃる場合、運動の負荷はかえって逆効果で疲労を強める結果となります。
あるいはSLEという病気では疲労という症状がほぼ必発することが知られています。食生活の乱れのせいだと解釈して生活習慣の改善に取り組んでいる間に病気が進んでしまうということもあります。
「デキる男は知っている」と過信してマネージメントをはじめる前に、まず原因をしっかりと特定することが重要です。疲れがオーバーワークで説明がつくのか、疲れ症状に加えて他に症状はないか、を自問していただき、そのどちらかでも×がつく場合には、我々医療機関にご相談いただくのもよいと思います。
