次世代組織を引っ張る「気負わない」リーダーシップ
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リーダータイプにもある程度の多様性が合ったほうが良いのは同感なのですが、記事で紹介されている内容は決して内向的な人ではない気がします。自身の取説を部下に渡して都合よく使ってもらうという関係性を築いたと言いますが、それは単純に能動的にサポートするという配慮をサボっているだけで、声さえ一回かけてもらったら”使われる=リード”しているのだと思います。
一方、特に日本の大企業によくいる内向的部下は、能力的に内向なんです。声の大きいワンマン部長に都合よく使われるおとなしい課長が典型的な例です。性格は外交的で、明るく笑顔で、飲みに行く分には良い人なんですが、部下が仕事の相談をすると「無理だよ」「仕方ないよ」「我慢しよう」と悟らせ部下のやる気をなくします。上司から無茶な指示が来たら内心無謀なオーダーだと分かっていながらも声に出して意見できず、承ってしまう。
これが本質的な内向的リーダーで、企業活動にブレーキをかける要因だと思っています。それを打破するのは、担当者レベルの活躍しかないので、やらなければいけない事をやれる人がやるの精神で、上司部下という関係性はあまり気にせずに活動するしかないと思われます。組織次第、チーム次第という事なのでしょうが、下記の文はまさにその通りだと思いました。
「目指す目標、解決すべき課題、できない言い訳もたくさんある中で、どう前に進むのか。内向的、外向的にかかわらず、リーダーとしてはそこが問われるはずだ。にっちもさっちもいかない行き詰まった状況で、諦めずにいろいろな角度から問題を解決しようとする。僕はこれが、あらゆるリーダーに求められる資質だと思っている。」リーダーシップをイメージで捉えるのでなく、影響力で捉えると多様な発揮の仕方が見えてくるように思います。昔聞いた話で納得感が大きかったのは、バーナーと電子レンジの話。
バーナーのように目に見えて分かりやすい熱量で一気に温める方法だけが人を熱くさせるわけではない。電子レンジのように目には見えないけれど、内面から温める方法もある。芯から温まった方が冷めにくいことも多いんだよ。
バーナータイプの分かりやすいリーダーが多く、自分はそっちじゃないなぁ、と思っていた頃に聞いたので今でもよく思い出しますね。