【徐東輝】リーガルテックの力で、不合理と不条理をなくしたい
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注目のコメント
大島さんを始め、佐々木ゼミ生の皆様に大変素敵なインタビューをしていただきました。大島さんには、訥弁な私の秩序のない話を大変読みやすく整理いただき、感動しております。他のゼミ生の皆様にも、それぞれ異なる視点から素敵な記事を書いていただき、本当に嬉しく思います。
質問の数々も、他の寄稿記事などを注意深くご高覧いただいたことがわかるものばかりでした。特に学生時代から今にも続くNPOとしての活動と、現在企業法務を扱う弁護士としての業務、さらにはAI・LegalTechスタートアップでの業務との間の接続をここまでしっかりとインタビューしてくださったのは初めてでした。
記事内にもあったように、これからどんどんと世界は滑らかに、リーガルなものとなっていきます。私人間の約束事を中心とした、ソフトでアメーバで余白のある世界です。「法の支配」と「民主主義」(この場合非常に多義的ですがあえて具体的に定義しません)が貫徹されない中で、そのような世界が実現すれば起こるのはリーガルな世界での強欲的搾取です。我々弁護士がAIとともに実現できる未来は、そのような世界と、それと正反対の世界の両方がありえ、そして後者が目指されるべきなのだと信じています。日本の法律は、前例主義のため解釈が一辺倒であり、あまりにも変更が難しいので、ルール形成戦略のためのツールとして考えたことがなかったですが、日本もアメリカのように”法務部員がビジネスモデルを変えられる”ようになれば、法律の形成にも起業や市民がもっと参加していくようになるのではないかと思います。
http://www.meti.go.jp/policy/external_economy/trade/rules.html
https://crs-japan.org/
日本人が政治に興味がないのは、現在日本が抱えている社会課題が将来に与える影響の大きさに気づいてなく、現在個人がそこまで大きな課題を抱えていないからではないかと思います。
今朝のニュース「しまふくろうが住宅地に現る・・・」が繰り返し報道されているのを見ていて、本当に平和だなと思いました。「民主主義を前進させる」
そんな想いを抱いて、政治と法律という2つの領域で活動する弁護士、とんふぃさんにインタビューさせていただきました。
「投票率を上げること自体に意味はない」「日本の法の世界は搾取の領域になっている」など、とんふぃさんならではの視点で、現代日本の課題を挙げてもらっています。
知らず知らずのうちに、1日に100件もの契約を結ぶ世界になってきていると語るとんふぃさん。法律や政治のプロフェッショナルではなくとも、ますます無視できない領域になってきていると感じました。