地銀の8割超が減益や赤字 4~12月期、超低金利響く
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赤字3行は当然だが、総じて経営環境は相当厳しい。にもかかわらず打開策がなかなか見当たらない状況。再編も選択肢だが、再編すればバラ色の未来が開ける保証は全くない
預金金利がマイナスにならない中で日本銀行が無理やり金利を押さえつけていますから、「超低金利による貸し出し利ざやの縮小」は詮無きことと分かります。今の政策の要諦は、金利を押さえつけたままインフレを起こすこと、つまり、金利をインフレ率より低く抑え続けて借金の負荷を避けつつ景気を良くして税収を上げることにありますにありますから、この状況は当分変わりようが無い。
それにしても、と思うのは「外債運用などの損失拡大が響き」という点です。本源的な外貨資金を持たず、高い格付けを活用して安い外貨資金が調達できるわけでもない地方銀行が、外債運用をして安定的に儲かる筈がない。苦し紛れに無理を承知でそれをやっているように感じないでもありません。大変な状況になっているんだろうな、と想像するに難くないところが恐ろしい。もちろん勝手な想像に過ぎませんけど (・。・;未だに銀行店舗にいっても余剰な人員だらけだし、
皆が皆ポジション争いに明け暮れしがみつく構図は変わっていない。
給料も高止まりのままだし増益するには固定資産やら売却しまくるぐらいしか打ち手がないのでは。