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スルガ銀行、赤字961億円 預金流出、顧客離れ深刻

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    東洋大学 教授

    悪い赤字決算と良い赤字決算があるので、その見極めが重要です。

    ゴーン着任後の日産のように、各種引当金をドカンと積み増して大赤字にした後に、引当金戻入益で「V字回復」を演出するのは、後者の例になります。

    では、今回のスルガはどうでしょう?
    赤字の主因が1200億円超の不良債権処理損失であることは明らかですが、これが十分なのかについて外部者が評価することは困難です。
    そこで、外形的な部分での類推となります。
    ポイントは(銀行の生命線を握る)自己資本比率ですが、前年同期の13.5%から当期損失の影響で9.05%へ急低下しています。

    8%台となると、預金流出の懸念などから心配だということで、損失額を限定させる裁量が働いているとすると、悪い赤字決算となる可能性が出てきます。
    もちろん、監査法人や監督当局のチェックが入ることを考えれば、20年前のように「甘い引当処理」をする余地は限られていますが、解釈に迷う場合は自己資本比率から逆算される数字を念頭に判断される可能性は排除できません。

    その意味でも、通期決算発表は非常に注目されます。


  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    既に前四半期で-986億円の赤字だったので見出しの赤字額は何か新しいことを示唆しているわけではない。

    四半期の業績や、キャッシュポジションの推移を見たい。
    本件発覚前、四半期単位ではざっくり経常費用が225億円前後、その他経常費用が35億円前後、経常利益150億円前後。
    今は貸出が減少しているので、引当を除くとフローで四半期100億円くらいの正味の経常利益になっていて、これが顧客流出でまだ減っていくと思う。あとは資金調達コストがこれまでは預金だったのを市場から取ってくるとかかる。
    法的なリスクなども色々あるが、一方で普通の地銀とは違うポートフォリオに目をつける主体が出てきてもいい頃では。ちなみに時価総額は約1000億円(1年で1/5)。ただここ半年ほどは400~600円のレンジ圏。

    Q2決算:
    https://newspicks.com/news/3461334

    以下4Q→1Q→2Q→3Qの順。

    【BS】
    現預金:9734億→8313億→5318億→4033億
    貸出金:3.25兆→3.16兆→3.09兆→2.97兆
    顧客預金:4.08兆→3.86兆→3.41兆→3.22兆
    株主資本:3448億→3472億→2390億→2389億

    【PL】
    経常収益:387億→353億→398億→340億
    うち資金運用益:316億→304億→281億→278億
    経常費用:788億→305億→1302億→272億
    うちその他経常費用(主に貸倒し):611億→120億→1130億→100億
    経常費用からその他を除いたもの:177億→185億→172億→172億
    経常利益:-402億→47億→-905億→68億


  • 元銀行支店長 企業アナリスト

    毎度毎度しつこくてすいませんが、悪いモノを全部出し切った感が全くないんですよ、この銀行。なぜなら元凶であった創業家オーナートップが一切口を開いていないし、謝罪すらしてませんからね。まずはそれ。オーナーの持株売却を一刻も早くして、オーナー家回帰は絶対にないところも見せないと、利用者も市場も信用回復しないでしょう。


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