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東京消防庁 蘇生拒否へ新方針

NHKニュース
高齢の患者が自宅などで心肺停止した際、救急隊が駆けつけても家族が「自宅でみとりたい」などとして蘇生を拒否するケースが相次いでいることから、…
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私たちの世界では、このような蘇生行為を含めた今後の方向性の話し合いをAdvanced care planning=ACP(人生会議)、その中で蘇生行為に関する決定が行われ、書類としてまとめたものをadvance directive(事前指示書)と呼んでいます。

厚生労働省は最近ACPを「人生会議」と翻訳することに決めましたが、病院内については施設ごとにある程度事前指示のまとめ方が統一されてきているものの、病院外となるとまだ何も決まっていないという状況があります。

蘇生行為をする状況には咄嗟の判断を要求されます。1分1秒を争う状況で、電話をかけたりしている暇はなく、事前指示書はすぐに、誰が見てもわかる統一された形をとる必要があります。

他国の例を参考にすると、例えば、事前指示書を自宅の冷蔵庫に貼っておくことが決められており、救急隊は自宅に入るなりまず冷蔵庫を確認する、というところもあります。あるいは明確にその意思表示をしたい方はリストバンドをつけておいてください、とルール化しているところもあります。

法的な根拠をどこまで持たせるか、といった議論も必要で、容易に制度化できるものでもありませんが、前例が他国にいくらでもあるわけですから、参考にはできるでしょう。

例えば、このIT時代ですから、手持ちのスマートフォンやウェアラブルの決められた場所に入力しておき、救急隊が決まったコマンドですぐに確認できるようにする、などこれからの時代にあった選択肢も考えられるでしょう。東京消防庁のこの新方針は残念ながら有効な方法とは言えず、このような一歩進んだ議論を、今後も継続すべきだと思います。
全体的な方向性としては良い方向に向かっているのではないでしょうか。

一方で、緊急時は一分一秒を争うので、より明確で具体的な対応方法を決める必要があります。

高齢化が進む事により、心肺蘇生がただ単に患者を傷つけるだけになってしまうケースがあります。心臓や肺は肋骨に守られておりますが、高齢者に心肺蘇生をする場合、肋骨や胸骨が折れてしまう事がほとんどです。

例えばガンの末期である程度想起されていた死の場合、心肺蘇生で助かる見込みはなく、体を痛めつけるだけになってしまいます。

人生会議が話題になりましたが、心肺蘇生の意義について考え、寿命について考え、最期を良い形で迎えられるような社会が望まれます。
蘇生行為は1分1秒を争います、特に生死でなくて脳の活動を考えるなら。

差し控えではなくて、中止であれば良いのですが、、、つまりは、かかりつけ医に確認がとれるまでは全力で蘇生行為をする、ということです。それには特定行為の許可をもらって実行することも含まれますので、どう考えても現行のスリーマンセルでは人手が足りないように思いますが、、、
それで確認中に心拍が微弱ながら戻っても、「はい、おしまい」ということでしょうか?どうして良いかわからずに救急車を呼んだのだと思います。往診していない病院がかかりつけの場合、呼吸も心拍もない方を自家用車で運ぶのでしょうか?介護タクシーなどを手配するなど対応していただければ良いですが。
救命士含む3人チームで動いている救急車を処置を要しない方の搬送に使えるだけの余裕があるのか、なども検討が要りそうです。

また、死亡診断書と死体検案書の違い、24時間以内に診察してなければ全て異状死として警察を呼ぶ医師・医療機関もあったりします。。。搬送先で亡くなっても犯罪性の否定はもちろんできないわけですが、死後画像診断などもなく、断定してしまうのは難しく、週に複数回は観察に行っている家庭でないと在宅看取りはそういう意味でも難しいです。末期癌で寿命だろうと思えたとしても、介護拒否・ネグレクトなどがあった場合はやはり相応の対応が必要なわけですし。

救急隊は救命するためのチームであるということをもって、蘇生行為を望まない人でも、蘇生行為をしながら救命センターに運んでくるとあうことはままあって、それは違うだろうという思いもありましたので、方向性は間違ってないとは思いますが。かなり複雑な問題です。結局、救急隊の蘇生中止と不搬送だけが制度かされて、あとは医師の責任で現場判断しなさいという制度にはしないでいただけると幸いです。



ホスピスでの勤務経験、心臓が止まっていても補助人工心臓で生きて話をしている人の集中治療、、、色々診ていると本当に生きる死ぬの難しさを実感します。
とってもとっても前向きなニュース。
何かあったら救急車呼ぶ、とにかく蘇生を試みる、ってもう「当たり前」じゃなくなっていいですよね。