■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>

ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>

午後5時現在 110.61/63 1.1283/87 124.81/85

NY午後5時 110.36/39 1.1275/77 124.44/48

午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の110円後半。アジア株の全面高が支えとなり、円が広範に下落。日本の連休中に急変したスイスフランの影響も限られ、ドルは年初来高値を更新した。

<株式市場>

日経平均 20864.21円 (531.04円高)

安値─高値   20428.57円─20885.88円

東証出来高 14億6075万株

東証売買代金 2兆7657億円

東京株式市場で日経平均は大幅に反発した。米中通商協議の進展期待から外為市場でドル高/円安が進行。日本株は3連休前に大幅安となった反動もあり、買い戻しが先行した。自動車、ハイテクなどの輸出株が買われたほか、為替と連動する先物買いが指数を押し上げた。終値は前日比531円高となり、今年最大の上げ幅となった。

東証1部騰落数は、値上がり1791銘柄に対し、値下がりが301銘柄、変わらずが35銘柄だった。

<短期金融市場> 17時08分現在

無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.049%

ユーロ円金先(19年3月限) 99.975 (+0.005)

安値─高値 99.970─99.975

3カ月物TB -0.235 (-0.010)

安値─高値 -0.230─-0.240

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.049%になった。中心取引レンジは、マイナス0.020─マイナス0.08%と前週末と大きく変わっていないが、週末要因が剥落した分、前週末に比べてマイナス0.07%台の取引が増えた。ユーロ円3カ月金利先物は強含み。

<円債市場> 

国債先物・19年3月限 152.67 (-0.16)

安値─高値 152.67─152.83

10年長期金利(日本相互証券引け値) -0.015% (+0.015)

安値─高値 -0.020─-0.030%

国債先物中心限月3月限は、前営業日比16銭安の152円67銭と反落して引けた。前週末に上昇した反動や日経平均株価は500円を超す大幅な値上がりとなったことから、利益確定売りが優勢となった。

日銀が午前、超長期を対象に実施した2本の国債買い入れで、「残存10年超25年以下」のオファー額を1800億円とし前回から200億円を減額した。「円安・株高方向に振れる中で、日銀は前週末にかけて進んだ急ピッチなフラット化の流れをけん制したかったのではないか。外部環境の不安定を背景に、現行の買い入れペースが当面維持されるとの見方に傾斜していた市場に、ややサプライズ感があった」(証券)との声があった。

現物市場は、超長期ゾーンを中心に軟調。フラット化の巻き戻しが入った。市場では「今後の日銀買い入れで減額の可能性が意識された。14日に予定されている5年超10年以下のオファー額を見極めたい」(別の証券)という。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比1.5bp上昇のマイナス0.015%。

<スワップ市場> 16時59分現在の気配

2年物 0.03─-0.06

3年物 0.03─-0.06

4年物 0.03─-0.06

5年物 0.04─-0.05

7年物 0.09─-0.00

10年物 0.20─0.10