[11日 ロイター] - 英首相府の報道官は11日、メイ首相が欧州連合(EU)離脱後の今夏に辞任を計画しているとの報道を否定した。
英紙サンは同日、メイ首相が今夏に辞任する準備を進めていると英閣僚らがみていると報道。後任人事に影響を与えるためという。
英議会は1月、メイ首相が欧州連合(EU)と合意した英国のEU離脱協定案を否決。同案についてメイ首相にEUとの再交渉を求める提案を可決した。
*内容を追加しました。
[11日 ロイター] - 英首相府の報道官は11日、メイ首相が欧州連合(EU)離脱後の今夏に辞任を計画しているとの報道を否定した。
英紙サンは同日、メイ首相が今夏に辞任する準備を進めていると英閣僚らがみていると報道。後任人事に影響を与えるためという。
英議会は1月、メイ首相が欧州連合(EU)と合意した英国のEU離脱協定案を否決。同案についてメイ首相にEUとの再交渉を求める提案を可決した。
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メイ首相は昨年末に議会で信任されていますので、年末まで一応地位は安泰ですが、離脱の期限延期を交渉するには、何らかの施策を示すことが必要。
その交渉材料として、首相の交代や、解散総選挙で英国民の信を問う、というシナリオを英国が検討している可能性は否定できないと思います。
動揺が続きそうですが、それを待っていられない金融機関は早くも100兆円規模の資産移転を一部開始していますし、不動産価格も下落しはじめています。どう動いても、英国の地盤沈下の巻き戻しは難しくなってきた印象です。
メイ首相ほど民主主義に忠実な方を見たことがない。本当は解散総選挙を実施したい心情だろう。しかし法律が許さないため、国民の信を問うことができない。日本のように任期を伸ばすための争点なき解散も困るが、本当に国民の声を聞きたいときに解散できないのも困りものだ。
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