“数学嫌い”でも魅力を感じる著者の底知れぬ情熱
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注目のコメント
追記2
《はじめアルゴリズム》https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57186
というリーマン予測を解くマンガを発見し読んでみたらかなり面白かったので,こちらも併せてオススメします.
追記3
素数と音楽の話も34話に出てて興味深かったですー不規則と規則の間を揺れ動くバランスに必然性と美しさを感じると.これ読んで福岡伸一さんの「動的平衡」を思い出して細胞のゆらぎや磁区の生成・消滅などとも一緒なのを感じました.つまりAll connectedですね!朝から少し感動(独り言)
元
数学繋がりで「フェルマーの最終定理 (新潮文庫) サイモン・シン著」を読んで感動しない人はいないと思う.この壮大なストーリーをまとめ上げた彼は最上級のマスロマンチストだと言っても過言ではない.
フェルマーの最終定理
https://amzn.to/2N18sgF
追記
Babaさま
「音形」って素敵なコトバ!周期/非周期的な空気振動を表す音楽性に,虚数やマイナスなどの数学の多様な概念がどう関わっているのか気になりました.
フェルマーの謎を解き明かすドキュメンタリのような構成で少し長目ですが,飽きずに楽しませてくれるはずなので,少しずつお進みくださいませ:p)小学2年生で微分、積分をして遊んでいたという、自分で言いながら虚言にも思える元数学オタクの私もコメントせざるを得ませんでした。ご紹介いただいている著作も、ぜひ読んでみたいと思います。
小学生の当時を振り返ると、幼い自分にとって数学はまさに冒険でした。未知の世界を突き進んでいく楽しさだけで夢中になっていたのだと思います。しかし、今になって、目の前の問題をどの普遍的な公式を活用して解決するかといった思考プロセスや、複雑に見える物事をシンプルな数式に落とし込んでいく作業は、社会を上手に生きるヒントで、数学が培ってくれたスキルではないかと感じています。
そして何より、長い旅路を歩んだ先にいつも美しさを見せてくれる、どこか山登りなどにも似た魅力が数学にはあります。
大人になってからの学び直しも、悪くないのかもしれません。"どんな娯楽であれ学問であれ、自分の専門について病的なくらい楽しげに語ってくれる人はひじょうに魅力的だ。"
これはほんとなんでもそう。でも、学校の先生は必ずしもそうじゃないし。
数学的実在は抽象の世界にあるので、人間の認識のやり方で考えていくととても神秘的に感じられます。
例えば記事でも紹介されているマンデルブロ集合ですが、数式は単純でそれ自体の認識は難しくありませんが、生み出される図形の完全な姿を得るには無限に計算が必要なので、原理的に永遠にその全体像を知ることはできません。それでは、永遠に知り得ないものは、存在すると言えるのでしょうか。