【実録】韓国、中国へ技術流出。次世代パネル“頭脳都市”の正体
NewsPicks編集部
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山形大学の尖った方針が、先端素材の集積地として世界から注目を集めるようになった。特化しているから、深堀りができる。北国という風土が粘着性が必要な研究に向いているのでしょうか。
このレポートを読んで強く感じたのが、日本のメーカーの弱点。成功体験に満足している姿。発想の飛躍がないことです。そしてチャレンジ精神が足りないこと。
いつも同じタマゴサンドに満足していてはいけない。昨年末、韓国検察当局がサムスンの有機ELパネル技術を中国BOEに流出させた11人を起訴したというニュースがありましたが、その源流を探ると日本のとある「材料都市」にたどり着きます。
本日は、そんな材料都市の核となっている人物へのインタビューを中心に証言を集め、次世代パネル競争の現在地と未来予想をお届けします。面白く奥深い。
最後の方に「これからは中国」と書いているが、深センにはこうした基礎研究、素材研究の雄が、巨額の誘致額によって集められている。
昨年お話しした方も、東大で曲面やサイズ無限のディスプレイ(門外漢なので詳細不明だが本記事と同分野のはず)を研究していた中国人の方が深センには移住されており、
「日本は研究技術は本当に高いが、世の中に出して行く術がなく、地方の大学に追いやられてしまいがち。深センでは資金をくれるだけでなく、ピッチする機会も提供くれるし、同業だけでない人材が集まるのでとにかくネットワークと市場機会に恵まれているので移り住んだ」と仰っていた。
金をかけて誘致するパワーゲームばかりが目立つようにみえるが、しっかり機会提供もして、市場に出すことを優先している点は、学ぶべき点が多い。