インスタグラム 自殺対策でルール変更へ
コメント
注目のコメント
SNSと自殺行動の関連については、限定的ながらいくつかの研究があります。SNSの頻回の使用がうつ病の発症や自殺と関連するかもしれないといった報告や、SNSの投稿で用いる言葉の傾向の変化や投稿内容などから自殺の実行前に早期発見できるかもしれないといった報告があります。
後者を例に挙げると、自傷行為の画像の掲載禁止は(掲載自体の是非は別として)、早期発見につながり死を予防できたケースを逸してしまうことにつながる可能性もあります。SNSでの自由な投稿は現代を生きる者にとって大切なシグナルなのかもしれません。
SNSによる介入と自殺予防という研究はまだ未開拓な領域ですから、やみくもに「良さそう」なことを公に適応すると、かえって「副作用」を生むことにつながる恐れもあります。長期的な視野に立てば、まずは対象を限定して有用性と安全性データを評価し、将来の有効な介入方法の確立に繋げるべきと思います。こう言ったのは日本でもよくありますよね。
ツイッターで自殺同伴募集したりとか。
バブル前後にはブログにリスカの写真あげたり。
僕もよく死にたいと思っていたので言えることなのですが、自傷行為や自殺をほのめかす人はそれでしか人の注目を引けない人たちだと思います。
もちろん例外はありますが、僕はそうでした。
私が子供の頃母親に怒られた時に「死んでやる」と考えていましたが、それは母親に自分の存在を知らしめたい、自分のことをもっと考えて欲しい、もっと自分を甘やかして欲しいと思っていたはず。
そのためには今の自分ができる最大のインパクトがあること、それが自殺だったのです。
このことから自分という存在を示すための方法が自傷行為や自殺でしかできなかったのだと思います。
そんな方法しか知らない人は多分自分の思いを面と向かって人に伝えるのが苦手な人だと思います。
私は昔引きこもりの中学生の家庭教師をしていましたが、同級生の悪口をとてもよく言っていて、その人たちのせいで学校に行けなくなったと言っていました。そんなに文句があるならその人たちに言えば?と言うと、最初は言っても聞かない意味ないなどと言っていましたが、ほんとは怖くて言えないと言ってくれました。
私はまずその同級生たちと仲良くなって、それからやめて欲しいことがあるなら理由をつけてちゃんと言ってみようと提案しました。すると彼はどうやって人と話せばいいのかわからない、話の広げ方がわからないと言いました。なので私は人との会話を広げる練習を彼としました。もちろんその練習が役に立ったとは思えませんが、練習により自信がついたと思います。その結果少しずつですが話せる友達ができるようになりました。
人とのコミュニケーションなんて教えるものじゃないし、自分から得るものだろと思うかもしれませんが実際困っている子供はいっぱいいます。
自分の思いを外に出す方法が分からず、でも他人と関わりたいという思いから自傷行為をするならば、僕はコミュニケーションを教えることが何よりの対策だと思います。「自殺対策」って「自殺しようとしている人を助けますよ」というより、「自殺をほのめかす人を風紀的に対策しますよ」という感じですね。
NPOとの連携といい、倫理的な判断を問われる辺りが、SNSシェア上位層の課題ですね。
自殺衝動については、コミュニケーション能力欠如の二次障害のケースも多いでしょうから、簡単じゃないですね。
医者行って薬処方しつつ、一次障害を徐々に治していかなければならない大変な作業です。IT企業にできることなど高が知れてますから、専門家に回す仕組みをどれだけ用意するかですね。