武田に１７０億円支払い命令＝血友病薬の特許侵害－米陪審

コメント

注目のコメント

• 山田 悠史

  マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

  ・2019年02月06日

  武田のシャイアー買収が早速裏目に出てしまいましたね。血友病の領域は、対象患者は少ないものの、各薬剤の薬価が非常に高額であるため、各企業による薬剤開発が進みやすい領域の１つです。しかし、近い将来に遺伝子治療が真っ先に汎用される疾患の１つとも想像されるため、その将来性には疑問符がつきます。
  
  バクスアルタは昨年シャイアーと合併したばかりの血友病領域に強みを持つ企業です。シャイアーも別領域の希少疾病の同系統薬剤開発に取り組む企業であったため、合併という流れになったものと思います。そして、そのシャイアーが武田に買収され、武田の傘下ということになりました。
  
  特許侵害で170億円。血液領域の診療をする私としては、良い意味でも悪い意味でも今後の武田の動向から目が離せません。
• 河合 良成

  企業買収時に権利関係は全部確認しなかったんですかね？
  
  確認した上でこんな問題が浮上したなら担当者の問題だし、分かっていたなら自業自得。
  
  M&Aは大変ですね。