世界の子ども、5人に1人が極貧 4億人、1日210円未満で生活
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注目のコメント
「○○円以下で暮らす」とかの金額ベースで国際比較するのは止めませんか。余りに愚か過ぎます。
例えば50年前の高度成長期の日本人の初任給は5000円程度であって、生活費は一日100円程度で暮らしていた訳です。
しかしながら多くの日本人が貧困だった訳ではないですよね。
同一通貨を用いている国内で、かつ同時代の相対的貧困を論じる際であれば、金額ベースで比較するのは妥当です。
しかしながら国際比較や時代比較の場合、各国やその時代で経済力が異なり、通貨レートも異なるのだから、金額ベースでの比較は相当に怪しいと思えてしまいます。
数年前にアメリカのマクドナルドの社員が時間給を1800円以上にしろとデモをした記事について「1800円とか何をワガママな!俺なんか時給1000円だぞ!」のような愚かなコメントが散見されましたが、貧しいか貧しくないかの金額などは当該地域で全て異なります。
※仮に1ドル120円での時給1800円は、1ドル60円になると時給900円になるのであって、だからといってアメリカの労働者の収入が倍になったり半分になったりする事は無い。
金額ではなく、別の指標を貧困のインデックスにすべきです。
貧困には2種類あります。即ち、絶対的貧困と相対的貧困です。この2つが解消されねばなりません。
例えば、「一日に必要なカロリーを摂取できているか」という観点で絶対的貧困を、例えば「ジニ係数等の各種パラメータから生活困難が生じていないか」という観点で相対的貧困を計るべきではないでしょうか。
一方で、仮に金額ベースで是正を訴えかけるという動きは危ないと思いますね。
要すれば、今よりも高い賃金で先進国の下請けをすれば良いという発想に直結してるからです。
それは移民政策の推進と、世界での低賃金労働の競争に繋がります。
(一部加筆して再掲)
追記:
日本の特に子どもの貧困を撲滅しなければならないのは全くその通りで、財政再建を進めるために貧困が生じるのはあり得ない。誰のための政府なのか?と言う話になる。政府は過度のインフレにならない限りいくらでも国債を発行でき、物理的に破綻しない。「国の借金で日本は破綻寸前」は事実ではない。
政府は財政再建を旗印に格差拡大とデフレ不況を深刻化する政策を進めている。これが元凶。
我々にできる事は、選挙で財政出動を真剣に訴える議員に投じる事だ。なぜ、貧しい子どもたちがいるのか、というところまで迫らないと焼け石に水。
日本での子どもの貧困も、経済的に困窮しているだけでなく、教育、体験の機会、関係性といったいくつもの貧困につながる要素があり、そして、それらは子どもの力だけでは如何とも抜け出せない。
関係性に糸口を見つけて、家族単位で貧困を捉え、支えていけるような施策が必要ではないか。先日、NPでもPickされた「恵方巻き 大量廃棄」の記事を連想させます。
https://newspicks.com/news/3647536
方や、400〜600円の恵方巻きを廃棄する国
方や、1日210円未満で食いつないでいる国
これが豊かさということなんでしょうか?
コンビニ・ファミレス・スーパーに大量に並んでいる食品を見る度に、
「これが賞味期限になったら捨てられるのか」
「賞味期限切れても欲しがる子供は世界に何億人いるだろうか」
胸が締めつけられる思いです。