テレビ業界に殴り込みをかける無料アプリ「Locast」の衝撃
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注目のコメント
非営利団体、しかも視聴料ではなく’寄付’で運営するなら訴訟でも負けないでしょうね。
確かにアメリカでは、お金があればなんでもどこでも見られる。でも中間層以下の人たちは見るものが限られてきています。より多くの人たちのためにLocast を立ち上げたという理念は素晴らしい。一方で、お金をかけていいコンテンツを作っている作り手側は保護されず、たまらないですね。
ロースクールの素材になりうる、面白い話題だと思います。
”サムスンとの間では、同社のスマートテレビにLocastを搭載する話し合いが進んでいる”
サムスンは抜け目がないのにも、肝胆しているところです。この様なサービス?はイタチごっこの様にに登場しているのですが…今回は非営利団体という新しいパターンが注目。
もちろん、この仕組み、ユーザーが便利なのは間違いないです。コンテンツ視聴に対してユーザーが「安い!(タダ!)速い!うまい!」を追求するのも分かります。
しかし、コンテンツ制作にお金がかかることは明白。
制作者にあまりに収益が還元されないモデルの場合、肝心のコンテンツはどうなるか?が、制作者としては色々思う所があります。(当たり前ですが放送もネットもタダの裏にはcmがあったり何がしかの収益構造はあるので)
長い目で見た時、「何が見たいか?」「どんな(クオリティ)のものが見たいか?」にもよりますが。
このサービス自体が仮に非営利として認められたとしても、サムソンのスマートテレビに載せたり、iOSに載せたりする時点で営利目的と解釈されるとどうなるか?も気になります。ユーザーから見れば便利になるなら良いことだと大歓迎でしょう。しかしテレビ局側や出演者、著作権保持者からすれば、重大な権利侵害になるでしょうから、訴訟上等とご本人が言っているように訴訟になるでしょう。
サービスは非営利という点と、サービスによって得られるはずの放送権料が得られないという損害が発生している点のせめぎ合いになるのではないでしょうか。
面白いので成り行き注目です。