【3/5開催】社会を真に進化させる「Deep Tech」のエコシステムを創る

2019/2/13
  真に革新的なビジネスの競争領域は、ITから「Deep Tech」に移行しつつある──。深刻な社会課題の解決や、まったく新しい産業の創出に向けて、世界的に大きな注目を集めているキーワードがDeep Techだ。
 例えばAIやロボット、宇宙・航空工学、ゲノム、ライフサイエンスなど、いま最も注目される研究領域における、独創的かつ複製困難な「最先端の研究成果」こそが、社会を抜本的に進化させる可能性を秘める。
 この領域にチャレンジする野心的な科学者/起業家/投資家が一同に会する、もっとも先進的なビジネスカンファレンスを、沖縄科学技術大学院大学(OIST)とNewsPicksが共同で開催する。
 【OISTとは】
 沖縄科学技術大学院大学(OIST)は、科学技術教育研究の新たなモデルとして2011年に創設されました。

 世界中から優れた研究者や学生が集い、最先端の環境で研究活動に取り組んでいます。アジアの中心地・沖縄において、OISTの技術開発力や知財、インフラ、国際的ネットワーク等を活かしたイノベーションエコシステム構築に取り組んでいます。
【基調講演】
1955年、宮崎県生まれ。沖縄科学技術大学院大学(OIST)教授。量子波光学顕微鏡ユニット代表。工学博士。1977年、九州大学工学部応用原子核工学科卒業。1983年、同大学院工学研究科で博士号を取得。同年から2001年まで高エネルギー加速器研究所に所属し、トリスタン計画、B-ファクトリー計画、スタンフォード線形加速器センターSLAC(現 SLAC国立加速器研究所)、理化学研究所のX線自由電子レーザー施設SACLAなどの開発に携わり、理化学研究所を経て2011年から現職。US Particle Accelerator School Award、日本加速器学会奨励賞、RIKEN技術貢献賞、FEL Prize、欧州物理学会Gersch Budker Prize、応用物理学会光・量子エレクトロニクス業績賞など、受賞多数。
東芝に入社後、研究開発センターにて無線通信の研究・無線LANの国際規格の標準化・半導体チップ開発業務に従事し、数十件の特許を取得。2009年から産業革新機構に参画し、ベンチャーキャピタリストとして、WHILLやイノフィス等、日本と米国シリコンバレーでロボティクス、IT、ソフトウエア系の出資を手掛ける。エンジニア経験を生かして投資先の業績改善にハンズオンでコミットし、中村超硬の上場や複数のスタートアップの売却などを実現。2016年にMistletoeに参画、2017年11月よりChief Investment Officerとして12ヵ国での投資活動の全般を統括。日本や米国シリコンバレー、欧州の有力な投資家・起業家とのネットワークを有する。北海道大学工学部、同大学院工学研究科修士、グロービス経営大学院修士。
【パネルディスカッション】
2016年まで、ソフトバンクグループの投資部門責任者として、国内外のさまざまなステージの投資案件を担当。ボーダフォン日本法人やSprintなどの大型M&Aや、海外のテクノロジー企業やスタートアップへの出資に携わり、国内外の企業において取締役を務める。また国内外の複数のVCで投資委員を歴任。現在、AI特化型インキュベーター 兼 VCであるDEEPCOREの代表取締役社長として、スタートアップ支援を行っている。
慶応義塾大学商学部卒。独立系プライベートエクイティファンドに入社し、プライベート・エクイティ部門とコンサルティング部門に所属。2008 年にユーグレナ社の取締役に就任し ユーグレナ社の未上場期より事業戦略、M&A、資金調達、資本提携、広報・IR、管理部門 を管轄。技術を支える戦略、ファイナンス分野に精通しユーグレナ社の財務、戦略およびバ イオ燃料などの事業開発責任者を担当。現在は副社長に就任し、日本最大級の技術系VC「リアルテックファンド」の代表も務める。
1988年生まれ。京都大学農学部卒業。 2013年6月、東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程在籍中に株式会社ジーンクエストを起業。 2015年3月に博士課程修了、農学博士号を取得。 個人向けに疾患リスクや体質などに関する遺伝子情報を伝えるゲノム解析サービスを行う。 2018年4月株式会社ユーグレナ 執行役員バイオインフォマティクス事業担当就任。受賞歴に経済産業省「第二回日本ベンチャー大賞」経済産業大臣賞(女性起業家賞)受賞、第10回「日本バイオベンチャー大賞」日本ベンチャー学会賞受賞、世界経済フォーラム「ヤング・グローバル・リーダーズ 2018」に選出など。 
【モデレーター】
1979年福岡県生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業、スタンフォード大学大学院で修士号取得(国際政治経済専攻)。東洋経済新報社で自動車、IT業界などを担当。2012年11月、「東洋経済オンライン」編集長に就任。リニューアルから4カ月で5301万ページビューを記録し、同サイトをビジネス誌系サイトNo.1に導く。著書に『米国製エリートは本当にすごいのか?』『5年後、メディアは稼げるか』『日本3.0 2020年の人生戦略』がある。