新着Pick
216Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
検査マニュアルとその過剰に厳格な検査時の運用が、2000年以降の銀行の与信能力を低下させたことに疑問の余地はありません。

自らが進んでリスクを取って限界的債務者に手を差し伸べるのではなく、アパートローンのように借り手にリスクを取らせて不必要な信用供与を行うような姿は、そのなれの果て。

与信管理上のミニマムスタンダードは必要ですが、よりリスク管理の自由度を与え、自己規律とそれに対する適度の監視のバランスが最も重要だと思います。
変わらず存在し続けるために変わり続けることを選択できるかどうか。これまでその選択を避けてきた主体にそれが可能なのかどうか。
考えさせられることが多いですね。

ただ、一つ言えるのは、その選択ができなければ、遅かれ早かれ淘汰されることになるでしょう。逃げ切れる(かもしれない)人達の太鼓持ちをしている場合ではありません。

「「未来の金融」を選ぶのは、社内政治にうつつを抜かして企業官僚を気取る銀行員ではない。「計測できない世界」の価値を知るZ世代だ。」
検査マニュアルは、是非、存続して欲しいと金融庁にお願いした銀行もあるとか。自分で考えて欲しいと、却下されたようですが。これが現状をあらわしていますね。監督官庁を見るのではなく、お客さまを見ないとです。
銀行の将来像をテーマにする本書紹介とはややずれますが、「計測できない世界」という考え方は、私の愛読書である「『見えない資産』経営―企業価値と利益の源泉」で主張されている「見えない資産」と通じるものがあり、強く共感します。
企業の「価値」は決してPL/BS等の既存のモノサシのみで評価できる金融資産・物的資産のみで表されるものではなく、ミッション・ビジョンをはじめとする組織資産や役職員・サポーター等の人的資産、企業を支える顧客資産といった見えない資産でも構成されているものだと考えています。
特に最近はこの「見えない資産」の考え方は、企業のみならず個人においてもあてはまるようになっており、単に資産状況や収入等ではなく、周囲からの信頼等によって個人が評価されるようになってきていると感じています。
これは決して金融業界のみが直面する課題ではないと思いますが、こと信用をビジネスとして取り扱う銀行は、既存のモノサシでは計測できない世界を今後どのように評価し、取り扱うのかが生き残りのカギになると考えています。
もはや銀行に足を運ぶ意味すら感じなくなった若い世代の価値観の台頭という未来に直面している、と言うのは、今さら言うまでもない。金融検査マニュアルが廃止されるのも既定のこと。一読したが、この内容なら本は買わないと思う。
銀行に限らずハッとさせられる記事。
リアルサービスは未来の顧客となるZ世代のことを本当に研究してシフトしていかないと、情勢が一気に変わるときに受け身がとれないですね。

以下引用
“10~20代の『Z世代』の価値観がまもなく世の中を席巻し、銀行の店舗、カウンター、人員の意味を根底から変えようとしていることを理解しようとしない。一方で、人と人の「繋がり」や「共感」がかけがえのない事業価値となる時代の到来にも気づいていない”
昨年6月に金融庁が公表した「金融検査・監督の考え方と進め方」には、検査
マニュアルを廃止した後の新しい検査・監督体制について言及されています。
http://bit.ly/2G68pj1

特に新しい検査・監督にて中心に取り組むことは以下のこととしています。以下「金融検査・監督の考え方と進め方」から引用。
・ 普段から金融機関についての理解を深め、重点課題に焦点を当てる「全体を見た、実質重視の最低基準検証」
・将来の健全性を分析し、前広に対応を議論する「動的な監督」
・横並びでない取組みに向けた動機とヒントを提供する「見える化と探究型対話」

また、これまではリスクを最小限に抑えるために「、法令遵守状況の事後的な確認や個別資産の査定を中心とした検査・監督」が行われてきましたが、今後はその実質的に良質な金融サービスの提供やリスク管理が行われているかどうか。また、未来思考で将来的な健全性が担保されているかどうか。そして、部分的な検証ではなく、全体を考えて最適であるかどうかの検証などを行なっていくようです。

現在金融庁が取りまとめ中という、新たな融資管理の指針がどのようなものになるのかも注目していきたいです。
銀行の本質は資金力(預金)×情報→信用創造(融資)だが、カネ余りの時代では前者の資金力よりも後者の情報の方が重要に。
結果、従来と同じような情報収集能力しかない銀行は競争力持たないでしょう
効率化の先の豊かさについての議論が増えるといいなと思います。