日経平均は反発、FOMC後の米株高が安心材料
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日経平均+1.06%、TOPIX+1.08%、マザーズ+1.64%、REIT+0.75%。
強かった米株を受けて株価はプラス、また昨日サンバイオ起因で大きく下がったマザーズだが今日は反発。一方でFOMCを受けて、ドル円は円高に推移し、18時以降さらに円高となり19時現在108.5円。
業種別には電ガス-1.47%、医薬品-0.30%以外はプラス。強かったのは石油石炭+2.87%、鉱業+2.65%、金属+2.28%、非鉄+2.17%、電気機器+2.12%と資源系が中心。
個別ではTDK+8.07%、アドバンテスト+7.90%、ソフトバンクG+4.77%(いまいち要因が分かっていない、米株のテック全般のリスクオン?)、日立建機+3.89%、コマツ+2.87%(日立建機を受けて)などが決算などを受けて上昇。逆にマイナスでも大日本住友製薬-16.93%(サンバイオとの共同開発の進捗×で引き続き下落)、サイバー-15.76%、SCREEN-10.35%などは決算での下方修正企業。
サンバイオは今日もストップ安で-17.22%(取引も大引けのみ)。一方で昨日マザーズで連れ安したオンコリス+9.37%やメルカリ+7.22%などは上昇に転じており、一気に下落が続く状況になっていないのは良かった。本日で年明けからちょうど1ヵ月ですが、振り返ってみると、昨年末の直近底値からの反発、じり高、もみ合いと総じて悪くない相場つきでしたね。上値が重たいのはやむなしとして、底堅さが出てきたのをもって御の字と考えたほうが無難。季節性からすると調整に入る日もそう遠くないかもしれません。あまり深く突っ込まないことを祈りつつ。
FOMC声明の影響を受けた、予想通りの反発でした。
日経平均 20,773.49(+216.95 / +1.06%)
TOPIX 1,567.49(+16.73 / +1.08%)
ドル円については、ハト派スタンスの強まったFOMC声明によりドル売りを誘引(長期金利の低下予想のため)したため、本日早朝4:00頃に一気に円が下落し、およそ8ヶ月ぶり109円を下回りました。現在は108.7〜.8円のレンジをキープしながら推移。
それでも本日の株式マーケットは強く、日経平均値上がり銘柄数は185、値下がり銘柄数は35。
業種別でみると31業種が上昇、その他2業種が下落(電気ガス−1.47%、医薬品−0.3%)という結果でした。
明日は、ドル円の(回復)動向に影響する輸出関連株に注意した方が良さそうです。