「AIはエクセルのような仕事の必須ツールになる」データサイエンティストの提言
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注目のコメント
かわもと・かおるさんの本拝読させていただいておりましたが、いまは滋賀大学に移られていたのですね。
私はAIはインターネットと同じようなインフラになると思っています。
インターネット黎明期には「自分、インターネットわからない。どうしよう」という人が増えましたが、いまはそんなコトで悩む人はいないはず。一方で、その可能性を感じてどんどん資金や人材を突っ込んだ企業はどこと言わなくとも大成功を収めています。いまでもWEBプログラミングできる人材は重宝されるし、新しいビジネスもどんどん生まれています。一方、一般の人はインターネットを使いこそすれ、その中身までは知らなくてもよい場面が多い。
AIもフロントランナーになりたいのか、ユーザでいいのか、その違いを考えて自分の態度を決めるべきだと思っています。シンギュラリティーや人とAIの棲み分けなど、マクロな視点でAIは語られがちですが、よりミクロな視点ではRPAを含むいわゆるAIソリューションは各業界の利益率を大きく変え、業界の競争環境や企業の競争力を激変させるでしょうね。
いわゆる「労働集約的」で「薄利」と言われてきた業界は高利益率業界に変わる可能性があると思っており、実は労働集約の塊の通販業界は更に利益率を上げ、各小売企業・メーカーの競争力のさらなる源泉になっていくと思います。AIを機械学習と読み替えれば、概ね同感です。
ただ、経営陣やミドルの課題とデータサイエンティストの課題を同じ重みで論じているように見えて、そこは違和感ありましたね。
つまり、殆どの問題は企業を経営している側にあると思います。なんとなく不気味だとか、仕事がなくなるなどの理由で、AIを恐れたり否定するのではなくて、デジタル情報によって広がったこの世界を理解するために、AIが必要不可欠なツールなのだと覚悟を決めて、そして今すぐ行動すべきです。強く自戒を込めて。
ポケモンGOよりGitHub
by 落合陽一