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科学と軍事と民生技術を集約 謎のイノベーション推進組織

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    東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 教授

    「ペンタゴンの頭脳 世界を動かす軍事科学機関DARPA」 https://amzn.to/2CKATe6 も良い.
    DARPAとはDefense Advanced Research Projects Agency(国防高等研究計画局).年間予算は30億ドル.長官の下に約120名のプロジェクトマネージャーをおよそ5年の契約で雇い,企業や大学で独立して研究を行っている.インターネット,GPS,ドローン,生物兵器,ロボットが生み出されてきた.
    DARPAの前身のARPAは1958年に生まれた.きっかけは「スプートニクショック」.軍事科学に革命を起こし,米国の技術優位性を維持し,国家安全保障を脅かす「技術的サプライズ」を防止すること.おかげで,スプートニクショック以降の60年間,米国は他国からの科学的サプライズに晒されたことはない.
    ベトナム戦争で,枯葉剤に代表される化学兵器,M16自動小銃,センサーを用いて敵の動向を監視する「電子障壁」システムなどが開発された.とくに興味深いのが,社会科学の分野.ベトナム民衆の心をつかむために社会科学研究プログラムも実施(ことごとく失敗).また,「システム・オブ・システムズ」(SoS, System of Systems)という,複数のシステム同士を接続して1つのシステムとして機能させるという概念も生む.
    その後,ARPAに「国防」という言葉が加えられ,DARPAとなった.転機は2001年の9.11テロ.社会ネットワークの分析に関して機密の巨額な予算が申請され,自然言語処理分野に関する研究で,曖昧な言葉のメッセージから情報を引き出すための技術開発など,特に情報分析・監視システムについての予算計上が増加.スノーデンによって暴露された市民監視システム「PRISM」の原点はDARPAの「全情報認知ログラム」.さらに,社会科学研究も継続.無用の殺戮を避けるために社会科学者と人類学者が米軍に同行している.
    現在DARPAが力を入れている分野は,ロボットや,人間と機械を融合するニューロテクノロジー.人間の脳にチップを入れて操作する脳インプラント技術,昆虫とドローンを融合させ,小型ドローンを開発させる研究も進められている.DARPAは,公開された技術より10年も20年も先に進んでいるという噂がある.SF作家にアイデアを求めることもあるという.


  • 株式会社リバネス 創業開発事業部 部長

    こんだけ有名になってくると逆に幻滅期にあったりするんだろうな、、


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