「豪華観光列車」東急が北海道で運行へ
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観光事業はバブル期にはJR北海道もめっちゃ取り組んでましたし、北の国からブームやスキーブームやらで北海道旅行が盛り上がってたので良かったんですが、景気が悪くなるとその辺の不良債権化が逆に仇になったという見方は否めない。殆どが国鉄時代からの叩き上げな経営陣にはトラウマなんでしょう。それに今の経営基盤じゃ夏と冬で需要もガラリと変わる北海道観光の様々な季節変動を吸収できるほど体力無いでしょうし。
要は国から命じられているインフラ維持をどうやって経営資源に転換できるかってところがミソな訳ですが、そうした事業開発人材はごっそりJR東日本他本州の鉄道各社に持っていかれてるので、もう土管になりきる覚悟で乗り切ろうって事じゃないでしょうか。そう考えるとかなり思い切った決断じゃないかな、と僕は思います。赤字体質からなかなか抜けられない中で、色々試してみることは必要です。完全な民間企業ではなく、事実上不採算を理由とした撤退が封じられている中で、地域の資源を活用した企画は素直に応援したいですね。
個人的には仕事以外で北海道に行ったことはありません。やはり津軽海峡を越えるのは大きなハードルです。そこをブレイク出来れば、需要は足下の10倍はあると思うのですが。