「家具のサブスク」に金融の発想を取り入れ革命を起こす
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注目のコメント
こちらのカマルクと、バチェラー久保さんのクラス。家具のサブスクは注目してますが面白いインタビューでした。定額で払っても、定価を越えたら金をとらない、という仕組みはユーザーフレンドリーで素晴らしいですね。仕入れコストの問題をリース会社スキームで解決したのは素晴らしいですがコストはかかりますね。4年かけて10万ユーザーでの損益分岐越えを狙う、というのもかなり大勝負。とはいえ、高級家具中心だと思うのでそのマーケットがどのくらいあるか、というところでしょうか
これは形を変えたフィンテック事業、アセットマネジメントビジネスと捉えるのが本質と思います。資産に対する利回りと、資本コストの差分のスプレッド利益で稼ぐ事業ですね。
裏のオペレーションを磨き上げるのが肝で、そこが最大の競合優位性に繋がるモデルと思います。
では「サブスク型家具」の顧客への提供価値は何か。それは「安い」だけでない、「選ぶのも廃棄も楽」という気軽さ、モビリティにあると思います。メルカリなどで中古を買ったほうが安い場合もあるかと思いますが、家具を買って処分することのペインが、模様替えや引っ越しのニーズを阻害している点。「所有から利用へ」と変化するミレニアルに合ったサービスと思います。単にサブスクリプションと捉えると各事業の狙っているポイントが多岐にわたっているので誤認してしまう恐れがありますね。
アセットマネジメントの観点から、リースに近い概念が狙いの場合は、いかに裏の仕組みを組み立てるか、が大切になると思います。
面白い視点で今後に注目したい!