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『早めに新規事業に着手し、投資をして、その時は社内でたたかれても、いずれそれが食いぶちになって、会社を支えていくっていうことをくり返してきました。だからこそ、新規事業を思い切って進められる今の社風があるということです。』
伸びている中小企業
=
リーマンショック前後で、ロボットや医療など未来がある産業に事業ポートフォリオを移す→成長が見え始めている
傾向にあるということ。
新規事業やターゲット再定義を、経営陣が意思決定できることが未来を決める。
キャビアの話は、以前にこちらの記事で話題になってましたね。
↓
https://newspicks.com/news/3577264/
自分の会社でも「Growth=成長」というワードを一番のビジョンに掲げているなか、その素晴らしいケーススタディとして読ませていただきました。
答えられない理由は立場や世代によって大きく違うと思います。比較的若い世代は良くも悪くも会社に依存する意識が低いので、会社の継続性には興味がない。ご年配の人は定年まで逃げ切れればOKと思っている人が多い。経営層は、頭の片隅では継続性を理解しているものの”継続できて当たり前”という大企業病的な慢心があり、一番に重要とは言わない。そんな中、「継続し続けること」を一番に重要なことと挙げられるのは、本当に大事なことを見失っていないからこそだし、この意識があるからこそ、手がける事業が大きく変わっても成長し続けるがむしゃらな姿勢を保てるのだと思います。
キャビアの話が唐突に最後に出てきたけど、ここ深掘りしてほしかった。
「会社にとって一番重要なことは継続していくこと。そのために先を読み、長く生きていくために新規事業に力を入れる」というアナロジー。変化に適応するものだけが生き残る進化論的なお言葉です。
学びは
- 変化するに当たって過去の自社の成功にしがみつかない。電話線の事業が急減した故に、過去を否定することに躊躇がなかったのだと思います。これまでの習慣や価値観を破壊しないとなかなか事業のトランスフォーメーションは難しいものです
- トップダウンの新規事業改革。見えない未来を見にいく営みは、トップの覚悟でしか進めない。そしてその方向性と未来をを社員に鼓舞し続けること
- 未来が見えた先にまた次の未来が見えていること。キャビアの事業はカテーテルの時点では見えていなかったと思います。フェーズ毎にフォーカスを区切り、長期の計を立てつつも目の前の課題にフォーカスすることで、見えない次の未来が見えてくるサイクルを生んでいること
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「会社にとって一番重要なことは、継続し続けること」だと教えています。利益というのはずっと継続していくために必要な「栄養」であって、それ自体が「目的」ではないということを教育してきているんですね。
だから、先を読み、長く生きていくためにはどうしたら良いかを考えるときに、新規事業にもお金をかけて、非常に力を入れてやってきているんです。