70歳を超えても働く「不幸な人」と「幸せな人」の違い - 内藤忍
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注目のコメント
人の幸せは、他者への貢献から感じられると思います。生涯現役というと一見辛いようにみえますが、日々高齢者の方を相手にする中で、たとえ要介護の方であっても、昔の仕事の話をさせている時はとても生き生きとしています。
ライフネット生命保険創業者の出口氏の講演の中で「これからは松坂大輔選手を見習え」という話がありました。最近では、定年退職という昔の風習のようなものはなくなりつつありますが、まだまだ現役で働きたくても働き場がなかったり、余計なプライドが働いて、たった数年の再任用で辞めてしまう方も少なくないかもしれません。しかし、長い経験による知識や技術は若い世代にとって必ず必要なものと思います。若い世代は尊厳を、ベテラン世代は謙虚に。そのような互いの姿勢がこれからの時代必要になるのではないでしょうか。福祉の視点からも、高齢者の方をどう社会のニーズにマッチングしていくか。様々な領域の方とともに考えていければと思います。
