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タブーに切り込め!ここがおかしい「日本の保険」
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そうかぁ…。
やはり、証拠隠滅のおそれを重視したのかな…。

それにしても、もしそうであれば、捜査能力も時間も、捜査をする自由も有する検察が証拠の隠滅を阻止できないと訴えることによって、一個人であって今後衆人環視の下に置かれることが明らかなゴーン氏の証拠隠滅のおそれを認めるというのはあまりにも馬鹿げている。

それが日本の裁判所のこれまで通りの考え方ではあるものの、忸怩たる思いである。
前にも書きましたが、これは実質的には検察官の独断による実刑判決です。正直拘置所の94日の方が刑務所の1年9ヶ月より圧倒的に辛かった。だってどこまで有罪にされるか分からないし、いつ保釈されるかも不透明。そして民事裁判も抱え、接見禁止で家族や親しい人とも会えない。刑務所は刑期も決まってて不透明さは全くないし、面会は誰とでも会えるし、仕事があって時間が早く進む。
裁判所としては外国人だけ特別扱いできない。
ここで保釈を認めれば従来の長期勾留を自ら否定することになる。
つまり、保釈基準の実質転換をしたくないという政治的判断だと思う。

リクルート事件の江副浩正氏が113日、ライブドア事件の堀江貴文氏は94日、鈴木宗男事件の佐藤優氏は512日、郵便不正事件の村木厚子氏は164日、森友学園問題の籠池夫妻は298日勾留。

これらは、すべて不当に長かった。
否認を続けた場合の不当拘留を裁判所が認めてきた過去がある。
「過去の間違いを認めたくないから、また間違いを重ねる」。
これがわが国の人質司法だ。
以前も書きましたが、「証拠隠滅の恐れ」をなくすために今まで長期間身柄拘束してきた訳ですよね。

検察等、捜査機関は強制捜査の権限と多数の人員を擁しているので、今までの勾留期間で客観的証拠は抑えることができるはずです。

となると、証拠の女王と言われる「自白」をとるまで身柄拘束を続けるつもりでしょうか?

自白獲得を目的とした身柄拘束は明らかに不当です。
もともと難しいとは思っていたが、個人的には人権的な観点から残念である。今回は日本から出ないことや、行動監視も条件にして良いとの申し立てだっただけに、なおさらだ。

ただし、朝日新聞の報道によると、サウジアラビアの実業家への送金の趣旨について、ゴーン氏の主張と日産側の主張が大きく食い違う。ゴーン氏の特別背任での起訴では、検察側としてはサウジアラビアの実業家とゴーン氏が口裏合わせをされると立証が困難になるし、裁判所も同様に考えたのだろう。なお、サウジアラビアの実業家と日産の間には、別の訴訟がある。つまり、サウジの販売代理店が経営不振を理由に契約解除されたことを不服とし、損害賠償を求めて日産を訴え、シンガポールで係争中だという。すなわち、実業家側の証言の信ぴょう性はいずれにしても問われる。

以下、朝日の記事より。
"日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(64)がサウジアラビアの実業家に約13億円を不正送金したとされる特別背任事件で、前会長が送金の正当性を裏づける実業家の「業務」として挙げた「地元代理店との紛争解決」や「サウジ当局との面談設定」について、日産関係者が東京地検特捜部の調べに対し、「いずれも事実ではない」と証言していることが、関係者への取材でわかった。"
裁判が始まる前から凄い状況になっていますね。
ゴーン氏の保釈を認めないからには、隠滅される可能性のある証拠があるのでしょうか?海外、特にサウジアラビア他中近東地域の国々だと日本の司法捜査権ではかなり限界があるのか、それとも日産でも管理が出来ていなかったのか?
でも、一般的には逮捕してから捜査はしないですよね。
そこはやはり最初、有価証券報告書虚偽記載で逮捕してしまったことが尾を引いてしまっていますね。
日産は、ゴーンさんのニュースばかりですが、一番大切なのは、実質過半数の株式を保有しているルノーと、今後の持株比率と取締役構成の交渉がされているのか、そしてどうなるのかです。
これまでも、これからも、長期勾留、別件勾留、分割勾留は、不当で違法で、許されない。

死刑制度とともに、日本の司法制度の後進性の象徴だ。千歩譲って勾留を認めるとしても、ドリル小渕や入院甘利はもちろん、全てのデータ改竄、捏造、隠滅を容疑者も逮捕・勾留すべきだ。
事前の別記事への予想コメント通りでした。特捜に忖度する東京地裁の通常営業ですね。年末、東京地裁がゴーン氏の勾留延長を認めなかった時に相当クレームしたのでしょう。

東京地裁が忖度なしの判断を示せるかどうか。個人的見解としては、ルノーの会長を解任されれば、保釈されるかもしれませんが、まだなので、もう少し先かな。
https://newspicks.com/news/3610214
私たちがここから得られる教訓としては、とにかく清廉潔白にして捕まらないように生きなくてはいけない、ということしかないかもしれないけれど。