【核心】トヨタの「死」について議論しよう

2019/1/29
1月8日、トヨタ自動車本社で例年通り、豊田章男社長による年頭あいさつが社員約1500人を前にして行われた。その様子は、2019年にオープンしたトヨタの新たなオウンドメディア「トヨタイムズ」で映像公開されている。
実はこの年頭あいさつには、決して表に公開される予定のなかった「続き」がある。豊田社長以下、5人の副社長たちと、2018年6月にトヨタ社外取締役に就任した菅原郁郎・前経産事務次官の計7人が壇上にズラリ。
社員たちの「率直な質問」に首脳陣が全て答えるという、トヨタにしては珍しい社内ミーティングが行われていたのである。
果たしてどのような質問が飛び交い、首脳陣はどう答えるのか。
NewsPicks編集部は2018年末からトヨタと交渉を重ね、その場に外部メディアとして唯一、潜入を許された。その模様を全2回にわたり、たっぷりとお届けする。
完結編」の本日は、NewsPicksだけでしか読めない内容をお送りしたい。淡々と語られる今回のテーマは、自動車メーカーとしてのトヨタの「死」だ。
なお、前編の「白い巨塔編」ついては、NewsPicksがトヨタのオウンドメディア「トヨタイムズ」をハックし、特別に同時無料公開中だ。
【激論】トヨタ社長も動かせない絶対権力、「白い巨塔」の真実