【図解】劇的成長を実現する「孫流PDCA」8つのステップ
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圧倒的な行動量とその結果というデータをみた改善効果なんですよね。
PDCAでうまくいかない会社やチームの理由がまさにこれで、PDCAは株の分散投資と同じロジックで考えるべき。
「良い結果が出る」のは「アイデアなどの投資先が複数あり、それを行動によって検証することで、より良いものに寄せていくこと」なのですが、うまくいかない会社は投資先が複数ないのです。
思いつきでも、数ヶ月練っても、それはどちらもただのアイデア、ただの仮説。やるから初めて検証データに変わり、変化をすることができます。
PDCAのPはいくつも同時に広げる。改善はその広さの中でしか起きないからです。どうせ計画通りにいかないんだから、Pに時間をかけすぎるのは意味がない、というのは「P」をお手伝いすることが多いコンサルタントからしても全く同意ですが、ではなぜ時間をかけ過ぎるのかはもう少し分解が必要です。大きく分けて三つくらいあるかな、と思ってます。
①新しいことをやることに慣れていない
記事では孫さんが常にPDCAを回してきたという話が出てますが、時間はかけなくてもどのような情報を集めるべきかということや、この辺まで見えたら不確実でもやってみるという勘所が体得されていることも大きく、また同じ情報から仮説をたてる精度も高くなっているはずです。これは経験の関数なので慣れてないと仮説も立たないし、非常に精度の低いものになりがちです
②担当側の勇気、保身
人間誰しも失敗は嫌なので、まずは色々調べてリスクを潰して、周囲の賛同を得て、仮に失敗しても「ここまでしっかりやった」と言いたくなるものですし、それがサラリーマンとして生きるには必要な立ち振舞いでもあります
③マネジメントの意思決定と態度
実はこれが最も根が深い気がしますが、何かをやる意思決定の際に色々とリスクを潰したがるので、結果的にそれを納得させるために現場は練りに練らなければいけなくなる、という構図です。また、うまくいかなかった際にも「うまくいかなくて当然」という態度で社内の批判からも守ってあげなければいけなません。これがないと②が更に助長されますよね
そんな時に、Pにかける時間を短縮しながら精度をあげたいときは、どうぞコンサルタントにご相談ください 笑"普通の会社はP(計画)に時間と労力をかけすぎて時間を浪費している"
これはPDCAという概念を提唱した人の罪悪ですね。素晴らしい概念ですが順番にとらわれすぎて今の時代にそぐわなくなっています。pDCaとでも変えた方がいいかもしれない。