「検討中」は禁句。孫社長の“むちゃぶり”を解決する3つの極意

2019/2/6
孫社長の“むちゃぶり”とは
──三木さんの今回の新刊本のタイトルは、『孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきたすごい時間術』です。三木さんが目撃した、孫社長のむちゃぶりとは、どのようなものだったのですか?
三木 秘書時代、社長室長時代を通して、孫社長からあらゆるむちゃぶりを受けてきました。例えば、「コールセンターの費用が高い。今期中(3か月)にコストを3億円カットしろ!」などです。
でも、 一番すごかったむちゃぶりというと、私が担当していた、米国ナスダックと提携してナスダック・ジャパン市場を開設するときでした。
三木雄信(みき・たけのぶ)/ 元ソフトバンク社長室長、トライオン株式会社 代表取締役社長
このとき孫社長から、「2週間後にナスダック・ジャパンの決起大会を開く。テレビカメラを入れて大々的に報道させるから、当日会場にベンチャー起業家を2000人集めろ!」という指令が飛んできました。
たった2週間で2000人です。「どう考えても無理です!」と叫んで逃げたくなる。そんなお題ばかりです。
このように、孫社長のむちゃぶりとは、必ず超短い締め切りがセットになっているのが特徴です。なぜなら、孫社長は「時間は最速、成果は最大」を常に求めるからです。
──普通だったら、2週間で2000人の起業家を集めろと指示され、結果は500人しか集まらなかったけど、「よく頑張ったね」で終わりそうな話です。ところが、三木さんは責任者として、本当に2000人集めるという、むちゃぶり解決に成功したそうです。どのようにして解決したのですか?