孫社長が頭に描く、300年成長を続ける「群戦略」の仕組み

2019/2/5
SBが成長を続ける理由
──では、側近として孫社長を長らく身近で見て、その経営哲学について、普通の経営者との違いはどんな点だと感じましたか?
三木 ソフトバンクは、これだけ大きくなっても、昔と変わらずベンチャーです。
なぜ、ベンチャーのままなのかというと、常に強い情熱のこもった大きな志があり、この志に挑戦するために、ヒト、モノ、カネ、情報を今も集め続けているからです。
借金が膨大であることをリスクと見る人もいますが、孫社長的に言うと、「借金(負債)も企業価値のうち」です。つまり、借金できることにこそ価値がある。
言い換えると、ソフトバンクとは、グルグル世の中からリソースを集め続ける運動体なのです。
三木雄信(みき・たけのぶ)/ 元ソフトバンク社長室長、トライオン株式会社 代表取締役社長