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編集者と言っても、学者のボランティアですからねぇ 編集者はほぼ、査読者は完全タダ働き、著者からはタダで著作権もらえるのに、購読料は言い値ですからねぇ いづれ壊れていくでしょう、こういうシステムは 

今まで平気だったのは、購読契約が通常大学単位のため、ボランティアとして働く編集者・査読者のサイフ(研究予算)からは(直接は)支払らわれないので、あまり気にしなかった(気づかなかった)せいでしょうねぇ 近年の購読料高騰のため契約打ち切りのケースが増えて、自分の分野のジャーナルが読めなくなり、やっと気にしはじめたのだと

ただ、どこのジャーナルに出版するかは、大学教授の評価の一部なので、オープンアクセスジャーナルの評判(impact factor とは必ずしも一致しません)を高める必要があります それには多くの高品質(citation countとは必ずしも一致しません)ペーパーを長期間掲載し続けなくてはなりません ジャーナルの評判が高くないと、高品質の編集者もボランティアしてくれません 高品質の編集者がいないと、高品質の著者をアトラクトできず、その結果高品質のペーパーが集まらない。。。また高品質の編集者でないと、高品質の査読者を選べず(説得できず)、高品質の査読を維持できず、その結果高品質のペーパーが出版できない。。。 という負スパイラルを逆転するのは容易ではありません 

多いにありえます、その途中でダークサイド(*) 落ちてしまうことも それは academia にとって良いことではありませんねぇ

*ご参考
https://newspicks.com/news/3491613?ref=user_1506052

あと何人かの方々がご指摘のように、オープンアクセスジャーナルはペーパー掲載料高いのですが、それは研究予算から支払われることになります なので年に何枚も出版するとなると、予算を承認するスポンサー側の理解も必要でしょうねぇ

ボランティア編集者より
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下記にまとめられていますが、少なくない大学でElsevierとの包括契約を取りやめています。価格は、組織の大きさや購読数など多くの要因に依存するので一概には言えませんが、とても大きな額を支払っています、とだけ。

明治大学のElsevierビッグディール契約中止の事例(文献紹介)
http://cheb.hatenablog.com/entry/2014/05/14/225447


また、世の中の流れは「読みたい人がお金を払って読む。著者は無料か小額負担」から、「読んでもらうことがインセンティブ。著者が諸費用を負担してオープンアクセスにする」という流れに。これはこれで大変で、1本論文を出版するのに何十万円もかかります。
これまで、学術情報流通の問題への研究者からの関心が全般的に低かったことが、エルゼビア社などの出版社による利益の独占をもたらしていたことが指摘されています。

この四半世紀、どれだけ電子ジャーナルの価格が上昇したかと、その背景については、以下の記事が詳しいです。
尾城 孝一, 星野 雅英, 学術情報流通システムの改革を目指して 国立大学図書館協会における取り組み, 情報管理, 2010, 53 巻, 1 号, p. 3-11, https://doi.org/10.1241/johokanri.53.3
natureが機械学習関係のジャーナルを創刊しようとしたときも反発がありましたね。

機械学習研究者2000人が、Natureの新しい有料論文誌への投稿を拒否
https://jp.techcrunch.com/2018/05/03/2018-05-01-thousands-of-academics-spurn-natures-new-paid-access-machine-learning-journal/

インフォマティクス系はオープンサイエンスをよしとする文化なので、そもそも価値観が違うと思います。他の分野はもう少し時間がかかるかもしれませんが。
なんとこれは!!!!

おーまずは情報学系のジャーナルなのですね!この動きがどこまで波及するか。
経済理論でもいくつか似た動きがあって新しいジャーナル作ったりしたんだけど、結局エルゼビアのジャーナルと併存するみたいになっちゃった。昔の論文とかを参照することもままあるから、そこの知的所有権を持ってるのは強い。あと編集をしてる(させられてる)研究者が一斉にうつるみたいなcoordinationはやっぱりなかなかうまくいかないことが多いみたい。
MIT図書館全面支援。論文の世界のビジネスモデルは制度疲労「人類に力とインスピレーションを与える多くの有意義な情報に公平かつ持続してアクセスできる世界』という私たちのビジョンと一致する学術コミュニケーションの変化をサポートする」
こう言うのはどんどんやって欲しいですよね。象牙の塔に知識を閉じ込めても意味なくて、むしろいかにオープンにするかが大事なはず。
マジでか
編集者撤退は情報学部門だけのことみたい。

エルゼビアは、他にも大量の雑誌を出している。そして、一つの論文だけでも、読もうとすると4000円前後取られる。そして年々価格が上昇。

無料で配布している雑誌があることを考えると、収益メカニズムはどうなっているのかと思う。