卓球、水谷が10度目の優勝 女子の伊藤は3種目連覇
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男女とも決勝は実績のある側の貫禄勝ち。
男子決勝の大島選手は上半身がいかにも屈強そうな体型ですが、台から離れて打ち合うパワー卓球になると水谷選手の体の柔らかさからくる球の伸びに圧倒されるため、台上からの速攻や中距離からのラリーで何とか活路を見いだそうとしていましたが、水谷選手がどんなパターンにもすぐに対応してくるので突破できませんでした。
女子決勝の木原選手は伊藤選手よりも大柄な体格ですが、伊藤選手と同様のスピード卓球で挑むという展開。しかし伊藤選手の経験値からくる多彩な打球パターンの中には初めて目にするものもあったのか、時折ラリーの途中で完全に受け身になってしまう場面がありました。しかし、4ゲーム目に3-9で剣が峰に立たされてから驚異の8連続ポイントで逆転して1ゲームを奪った場面、そこで見せた攻撃の積極さは圧巻で、将来への期待を感じさせるものでした。