プロサッカーチームがデジタルを生かすべき理由
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デジタルデータの活用、インフラ整備が進んでいます。
そうなると、取得したデータの分析・課題抽出から戦略立案・実行までを行える人材と組織が重要になります。ここは泥臭くてアナログな部分。ここをやりきれるかが大きな分かれ道になるでしょう。
ちなみに、データをいじれば何か課題が見えてくるというわけではなく、現場の実感や課題に応じた「仮説」を持ってデータ取得・分析を行うことが重要です。
また、組織末端の部署や担当者だけにこれらをやらせてもほぼ意味がありません。
社長直轄、もしくは全社的権限を持つ取締役担当マターにするのがベストです。
NewsPicksで書かせてもらった2016年の記事に「JリーグでCRMが機能しない理由」について触れましたが、ここからの大きく変化してくれることを心から期待しています。
スタジアムの4割以上が空席のJリーグ。構造的原因を探る
https://newspicks.com/news/1699976/body/なんのことかと思ったら、スタジアムでのものの売り買いの話ですか。
「デジタルを生かすべき理由」なんて、別にプロサッカーチームでなくても当たり前のことなのでいまさら言うこともないでしょう。
「デジタル」って言葉は適切じゃないと思うのであまり好きではないですが…。
いかにしてデータを取って、それを活用していくのか。
スポーツにおいてもデータ分析がますます重要になってきているところです。
この記事ではスタジアムでのキャッシュレス決済(と、購買データの取得)だけ書かれてますが、プレーデータ・試合のデータ取得、分析、フィードバックもとても重要になってきているので、そっちにもフォーカスを当ててほしかったです。
野球に比べると、サッカーはまだオープンデータが少ないのが個人的な不満。周辺で話題になっている中国のユニコーン、Luckin Coffee(*)もそうですが、本気で顧客体験変えているところは、一見顧客利便性が損なわれそうなことでも、中長期視点で顧客メリットに繋がることについてはしっかりBoldにやり切るんですよね。
今季から楽天イーグルスのスタジアムでのキャッシュレス化も発表されていますが、このエスパルズの取り組み含め、どのぐらい「やり切る」のか注目しています。主催者、プラットフォマーでないとなかなかできないので、ノイジーマイノリティに配慮し過ぎて是非中途半端な対応にはなりないで欲しいところめす。
(*) https://note.mu/shinojapan/n/ndd2b6b7c2aa6