人口減・高齢化、金融機関に変革迫る可能性 統合促す面も=黒田日銀総裁
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苦境に陥っている中小銀行同士が合併しても苦境に陥っている大きな銀行ができるだけなことが、リーマンショック後のスペインでみられました。
理論的には合併後大リストラして一時的な損失をだしてでも中期的なコストを大幅削減して基礎体力を改善し、役職員も海外展開を含む新しい方向性での運営をできうるスキルセットを持つ人に大幅に入れ替えれば活路はあると思います。
しかしそういうことをやるマインドがあればとっくに2010年くらいから順次行っているはず(実際に3メガバンクは2010年くらいから上記を一歩一歩行っている - この時から行っていれば時間があったので大リストラや役職員の大幅入れ替えのような過激なことをやる必要がなかった)なので、実際には何もやらないと思います。
やはり他の業界と同様に、個別施策より人がポイントなのかもしれません。人口減と高齢化で金融機関の収益が悪化する可能性を黒田総裁が講演。一方で変革によって成長も可能との指摘。
キャッシュレス政策をとれば、経済成長になるし、お金の流れが透明になってスモールビジネスへのトランザクション融資が可能になります。
統合の前に地域のスモールビジネス育成を考えれば、現状の方がいいことも。統廃合でスモールビジネスは借り入れ先がなくなってしまう。〉人口減少や高齢化の進行を背景とした低金利環境は「金融システムや金融機関のビジネスモデルにも変革を迫る可能性がある」と指摘。
そのとおりなんですが、第三者的な立場から指摘されているところが、多少気になります。
低金利に誘導している中心人物ですから、ややマッチポンプ的な言動のような気がします。
低金利環境が金融システムや金融機関のビジネスモデルに変革を迫っているのではなく、黒田さんが促していると思います。
まあ、言い方の問題なのですが。