M&Aによる新陳代謝とイノベーションが、業界を、地方を、日本を強くする
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M&Aとは成長戦略……と言われても最初はよくわからなかったのですが、その意味や背景を日本M&Aセンターの西川大介さんにとてもわかりやすく解説していただきました。
限られた労働人口や経営リソースをどう配分するか、という国レベルのスケールで俯瞰すると、効率化も生産性の向上も含めて、日本ってめちゃくちゃ伸び代あるな、と。その最適化の手段のひとつがM&Aなんですね。
あらためて読み返してみて、企業がミッションやバリューを明確にしたり問い直したりしていることも、M&A増加の一因かもしれないと思いました。何のために、どんな価値を生むのかってことがはっきりしていると、採用でも、個人やチームの働き方にも色が出る。そういうカルチャーってM&Aや協業のマッチングにおいても、事業ポートフォリオと同じくらい重要になりそう。それを重視するかどうかも含めてカルチャーなんだけども。事業承継が深刻な問題で後継者不足に悩まされているのに、M&Aがブレイクスルーをしない原因を考察してみた。
【売り手側】
・叩き上げの職人気質の経営者が多く、人情と義理堅い。見ず知らずの企業にお金がもらえるからという理由では売れない。そうなるぐらいならたたむ。
・M&A自体を認知・理解していない。
【買い手側】
・買う企業の抽出、統合後のシナジーを検討可視化する能力が十分ではない
・環境変化が大きいため、意思決定仕切れない
【仲介業者】
・M&Aという実体がわかりづらいネーミング
・「ハゲタカ」などブランドイメージとして汚いお金のイメージ
最後の問題が根強いと個人的には思う。
会社存続の手段の一つとして「事業継承」という言葉で理解が広まれば、変わるのでは日本ではM&Aはin dealの際に入った投資銀行やコンサルだけ儲かって残された事業会社はPMIで炎上するみたいなケースが今までだったら多かった思います。
今はコンサルもPre-PMIまで支援みたいなところが多くDay1までしっかり入ってくれるとこがあるので成功率も上がってきてるんでしょうか？
個人的にPMIは戦略策定からシステム導入まで一貫してやれるので、一回経験してみたいです！
