[ワシントン 11日 ロイター] - トランプ米大統領は11日、専門性の高い知識や技術を有する外国人労働者に発給される一時就労ビザ「H─1B」の変更を計画していると明らかにした。

ツイッターへの投稿で、米国内にいるH─1Bビザ保持者について「市民権取得に道を開く可能性を含む、制度の簡素化と滞在の保証をもたらす変更が近く実施される」と述べた。

ただ「市民権取得に道を開く可能性」の意味合いは不透明だ。H─1Bビザ保持者はすでに合法的な永住権のために雇用主から支援を受けることが可能であり、それによって市民権を得る資格がある。

トランプ大統領はかねてから、高学歴で高技術を有する外国人労働者を優遇する移民制度に支持を表明している。

H─1Bビザ変更の詳細を巡り、ホワイトハウスからコメントは得られていない。

一方、トランプ大統領が看板政策とする不法移民取り締まりに向けたメキシコ国境の壁建設費用を巡っては、議会との攻防が続いている。

*内容を追加します。

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