訪日外国人旅行者 3000万人超える 過去最多に 去年
NHKニュース
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いろんなとことで書いてますが、今一度。"訪日外国人旅行者3,000万人"という「人数」が語られがちですが、実は「消費額」の目標もセットで存在しています。2020年4,000万人8兆円、2030年6,000万人15兆円という数字です。ちなみに現在は3,000万人で4兆円程度と言われています。
アジア地域の観光大国はタイですが、訪泰(タイ)旅行者の一人当たり消費額がおおよそ17万円です。日本は14万円くらい。そもそも物価が違うことも加味すると、まだまだ伸び代があります。とりわけ買い物ではなく娯楽サービスの分野の消費額が少ないため、ナイトタイムエコノミーや、自然体験、ビーチ活用などの当社が主戦場の体験型観光商品の充実が重要です。「Youは何しに〜」的な番組では、欧米の旅行客が多くフィーチャーされてますが、訪日客を国別でみると、結局は東アジア(中国・韓国・台湾・香港)が全体の約8割で、欧米はわずか1割。
いま日本の各都市で誘致合戦やってるIR(統合型リゾート)も、一番お金を落とすのは間違いなく中華系の人です。敢えて言うと、インバウンド対応には、英語より中国語。鹿児島・指宿を訪れた際、観光列車である特急「たまて箱号」が満席で乗れず。現地の人に「さすがに人気なんですね」と話したところ、「最近は外国人の利用が多くて、すぐに満席になってしまう。アジアの方々が、福岡から南下する旅をされてるみたい」と。東京、大阪等の都市だけではなく、更に足を延ばす人、何度も日本に来るリピーターも多そうです。