「強制労働」巡る韓国政府の司法尊重、日本は理解すべき=文大統領
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文大統領の発言の真意は「この際、理屈は置いといて、我が国の司法がそう言っているのだからそれに従うべき。日本政府は口を出すべきではない」ということだろう。もういい加減、日本は意味もなく謝ったり、我慢するのをやめるべきだ。徴用工やレーダー照射の問題をうやむやにするのは、日韓双方にとって良くない。
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は1月10日、記者会見を行い、韓国政府が戦時中の強制労働問題で司法を尊重しなければならず、そのことを日本は理解すべきだと述べた。韓国最高裁判所の見解と大統領の見解は同一であると述べたもの。歴史認識を綴った昨年10月の韓国最高裁の判決文を、「司法の判断を尊重せよ」という言葉自体が、「司法判断」の政治的利用そのものではないだろうか。「三権分立を尊重する」という言葉は響きが良いが、司法の判断が「政治判断」であるところで「三権分立」というとき、近代国家の「三権分立」の意味とは違う。
現段階のステートメントとしては、こうしか言えない国内事情は理解できます。どのようにして乗り換えるかはこれからの交渉にかかっています。公の発信と水面下の交渉、実務レベルの知恵出しとトップの決断をうまく噛み合わせて前に進んでほしいです。今の国際情勢で、日韓がケンカしている時間はありません。