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【直言】異端のソムリエが語る「日本ワイン」のすごい未来

NewsPicks編集部
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  • フリーライター&稀人ハンター

    この特集を担当している川内です。お酒特集5日目は、アジアナンバーワンソムリエの岩田さん。

    これまでお酒づくりの現場に携わっている方を紹介してきましたが、ワインの分野でいま最も勢いのある若手として岩田さんに登場していただきました。

    同志社大学在学中に4年間休学して3年間はニュージーランド在住、1年は欧州のワイナリーを訪ね歩き、帰国してすぐの大学3年生、25歳でソムリエの資格を取得。

    一昨年、27歳で日本一の座につき、昨年にはアジア・オセアニア地区大会で優勝したワイン界の超新星です。

    今回は、もともとワインに興味がなかったという岩田さんがなぜソムリエになって数年でアジアの頂点に立てたのか、岩田さん自身の歩みを振り返りながら、後半にはソムリエの視点で国産ワインの現状や可能性について語っていただきました。

    岩田さんは3月に世界大会を控えており、昨秋のアジア・オセアニア地区大会以降、取材の依頼はすべて断っているという状況でした。

    でも今回ぜひともお話を伺いたいと思い、京都蒸溜所の取材後、岩田さんが働いていたバーに伺って終電までワインを飲みながらお話をさせてもらい、帰り際にお手紙を渡したところ、取材を受けていただくことができました。

    恐らく、昨秋のアジア・オセアニア地区大会以降、3月の世界大会までの数カ月間で唯一の岩田さんの記事だと思います。ぜひご一読ください!


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    (株)インテグリティ 財務戦略アドバイザー/EFFAS公認ESGアナリスト/代表取締役

    日本のワインは、近年、本当にめざましい勢いでクオリティが上がっていますよね。

    作り手さんのストーリーを聞いていると、その物語だけで買って飲んで酔ってしまう素敵なワインがたくさんあります。

    目黒のワインバル「キッチンセロ」の女性オーナーさん(みんな「女将さん」と呼んでいます)は、そんじょそこらで扱っていない少量生産の貴重な国産ワインを出してくれるんですね。

    彼女にワインを頼むと「このワインは、●●県の●●地方の標高●●メートルのところで・・・」と壊れたラジオみたいに、作り手さんや葡萄のおもしろいストーリーをダーッと語ってくれるんです。

    これがおもしろいのなんのって。そんなに10メートル単位の標高が重要なんですか?って素人的には思うんですが、そんなことを感じさせてくれるだけで飲みたくなってくるんですね。

    だから、少量生産のこだわりの作り手さんが彼女にすべての販売を託したくなるのがすごく理解できるんですよ。これだけ伝えたいストーリーを魅力的に楽しそうにお客に話してくれるんだから。

    ワインというのは、その女将さんやこちらのソムリエさんのように「つくる」と「伝える」が一体となって広まっていくんだなぁと思います。


  • 小山内行政書士事務所 代表

    いや~、すごい人もいたものですね。私も学生時代にはいろいろと飲み明かし、酒蔵にも行ってみたものですが、こうはなりませんでした。出来上がったのはただの酒飲みですよ。

    さて、「日本のワイン」について最後に申し訳程度に記載されているのには、いろいろと事情があると思われます。というのも、「日本のワイン」は、昨年の10月に、ようやくスタートラインに立ったようなものだからです。

    平成30年10月30日、ワインの表示に関するルールである、「果実酒等の製法品質表示基準」が適用されました。

    ・果実酒等の製法品質表示基準を定める件
    https://www.nta.go.jp/law/kokuji/151030_2/index.htm

    それまでは、以下のページにもあるとおり、「ワインのラベル表示に関する公的なルールもなかった」状態でした。

    ・19 果実酒等の製法品質表示基準
    http://www.nta.go.jp/taxes/sake/shiori-gaikyo/shiori/2018/pdf/052.pdf

    ・酒のしおり(平成30年3月)
    http://www.nta.go.jp/taxes/sake/shiori-gaikyo/shiori/2018/index.htm

    要するに、「日本のワイン」は、つい最近まで、そもそも定義がなく、良くも悪くも「何でもあり」の状態だったわけです。こういう状態では、いくらでも誤魔化しができるため、業界全体での品質の向上には限界があります。

    この「果実酒等の製法品質表示基準」の制定・適用により、今までは「正直者が馬鹿を見る」状態だったのが、ようやく品質で勝負できる、いわば「まともな環境」に変わってきました。

    おそらく、「日本ワイン」(リンク先にあるとおり、いわゆる「国産ワイン」=「国内製造ワイン」とは別物です)に注目が集まり、記事にあるような海外の醸造家の方々が日本でワイン造りを始めたのも、こうしたルールの整備と無関係ではないはずです。

    「日本のワイン」がなぜ今までイマイチだったのか、こうしたルールの部分を掘り下げていくと、面白い話(ただし、おそらく大半は闇の部分)が出てくると思います。

    せっかく昨年10月から適用されたばかりの話なので、運営の方々におかれましては、追加で取材をして記事化していただきたいものです。


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