火災保険、5.5%超上げ 東京海上、MS&ADが検討
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注目のコメント
記事に『損保業界で目安とする5.5%を上回る水準を検討』とある。
ちょっと解説をすると、「目安」というのは、損害保険料算出機構というのがあり、損保各社からデータを集めて各種損害保険の参考純率(自賠責・地震保険は基準料率)を算出している。
機構が算出して各社が値上げをするという形だが、参考分より上の値上げをするという点。
世の中の多くの商品・サービスは各企業が独自に価格を決めることがほとんどだし参考価格はないが、すべての業界がそういうわけではない。
https://www.giroj.or.jp/about/overview.html
下記は11月時点の記事だが、各社それぞれの判断は『実際の来秋の上げ幅は今年夏以降の風水害の被害状況やコスト削減努力なども踏まえ各社がそれぞれ判断するが、5%前後が一つの目安になりそうだ』とある。
機構算出の料率が5.5%あがったなかで、それを下回る値上げが当初は想定されていたが、実際はそれを超える会社がでてきそうというもの。
https://s.nikkei.com/2FkkJuN会社の保険対応を担当してますが、確かに昨年は、
・7月の岡山の浸水
・9月の台風21号
・10月の台風25号
と例年より保険対応が多く、被害額も高かったです。
保険料の値上がりは、嫌だけど…仕方ないかな。これは大きな上昇ですね。
木造だとさらにコストアップするのか。
たしかに保険会社が潰れると元も子もないが、
保険会社は、運用してもっと収益出したりコストダウンも
図らないといけないのでは?